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神様になった日 #09 遅刻レビュー

放送まであと数分。
遅刻癖のあるレペゼン中野区です。

物語が「転」に移りましたね。
#10では 「結」に向けての展開が期待されます。

時間もギリギリなので、さっそく内容に触れていこうと思います。

1・ひなの秘密

幾度のひな予想をしてきましたが、博士が作ったAI説が一番近かったかもしれません。(あるいみ金魚でもありましたが…)
ひなの頭には量子コンピューターのチップが入っていて、ネットワークを通じてひなの病状は回復したものだと考えられます。
30日のタイムリミットもネットワークが計算された、ひなの正体がバレる日だったのです。たぶん。

2・ひなと鈴木少年の境遇

敵として出ていると思えば、鈴木はひなと同じように親に捨てられ、異性の親(?)に引き取られた…ひなと似ている境遇でした。

しかし、それからがひなとは違いました。
ひなは興梠博士に愛されたが、鈴木は大人に強い敵対心を持っていて嫌悪しています。それ故にひなの正体を暴いてしまい、結果的に物語が悪い方向に進んでしまいます。「かわいそう」なキャラクターです。

3・よくなかったところ

前半話数で鈴木を描写しなかったツケがここにきてしまった気がします。
鈴木の過去回想がこの話数の半分をしめ、大事な「転」の話でストーリーで説明的な描写が多くなってしまいました。
回想が効果的なのは、そのキャラクターに愛着をもてた時ではないでしょうか。それか鬼滅の刃のようにキャラのイメージが逆転するような演出があってこそ、視聴者を物語にのめり込めるですが、この話数では100%説明回想でした。

回想シーンは便利で使いたくなりがちですが、
現実で考えてわかるように、回想をすると行動が停滞してしまします。
物語としての変化が起きないのです。
それを「転」でやってしまうと、どういうことになってしまうか…
察してもらえたらと思います。

その回想の圧迫もあってか、後半パートはあっさりとひなが連れ去られてしまいます。工場の流れ作業を見ているようでした。
この作品でいうなら、書類に判子を押されるようにストーリーも流されていきました。

4・最終話に向けて

ひなを奪還する。
という流れに物語は進んでいくのだと思います。
それに鈴木少年が共闘して…と熱い展開になればよいかなという印象です。

ここから純粋に泣けることができるのでしょうか。

次回もお楽しみに
(10分後に放送されます)

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