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没頭→集中力?←同調圧力=2段階認証


他の人にとっては、どうでもいい話しなのだけれど、
今、我が家の愛犬M.ダックスのあっくん(もうすぐ15歳)が急性膵炎で入院中。
今日で入院3日目。
嘔吐を繰り返し、胃の中に何も入っていない状態での嘔吐が辛すぎるから水を飲んでは吐いてといった様な状態になってしまったので動物病院へ連絡を入れてから急遽、診察をして頂く事になった。
血液検査とエコーの検査をした結果。
急性膵炎の可能性だろうと言う事だった。
血液検査では炎症反応が異常に高いが白血球の上昇はみられず嘔吐を繰り返す回数が多かった為なのか脱水気味で腎臓の数値が若干、高いくらいだった。
そのまま即、入院になったのだけれど、先生は治療を始めてみて翌日の腎臓の数値が上がってしまう事を懸念されていた。
私には何故、先生が今それ程でもない腎臓の数値が上がってしまう事を懸念しているのか疑問だったけれど
その日は、そのまま入院手続きをして帰って来た。

入院2日目
初日に担当して下さった先生がお休みの為、代理の先生が状態の説明をして下さった。
腎臓の数値がやはり上がってしまっていて、お小水の量も少ないので、お小水の量が増えてくる事とカリウムの数値が下がってしまっているので、それも同時に対処していく経過観察が必要と言う状態だった。
代理の先生のお話のお陰で、腎臓の数値が上がってしまう事が何故、懸念されていたのか、私の中にくぐもっていた事が腑に落ちた。
何かしてあげたいけれど、私には顔を見せに来て、背中をさすってあげながら声をかけてあげる事しかできず、後はあっくんの頑張り次第になってしまった。

今日も午後から面会。どうなってる事やら。
おじいちゃんなんだけれど本人は全く自覚がない様な
いつもキョトンとしている子。

さて…
ここ最近、ちょっと気がかりなのは、
私が何か答えを知っているんじゃないかと、
若干、どつき気味に来る人がいるのだけれど、
私は何も答えは持っていない事だけは確かです。
私が知っているのは何かしらの現象には名前があると言う事くらいで答えではないのです。
何も隠し事もしていません。
もちろん、まだまだ私自身しらない事もあるし、まだ未名の場合もある事も事実だと思います。
もう一点、気になっている事の中に集中力があります。
注意力の「集力」が多勢に無勢の集中力への方向にのみ偏ってしまってクローズアップされてしまってる傾向が強い様に感じるのです。

本来なら集注力は楽器を演奏したり、テストの答案用紙を記入したり、物を作ったりのする時の非社会脳が優勢に発達しているの状態の場合もあるはずなのですが、どうもそちらには意識があまり向かず、度外視されてしまう昨今の傾向にある様に感じています。

ちょっと小難しい話しをする前に
私事で恐縮ですが、我が家のNGフードに付いて話そうかと思います。
何に関係があるの?と言われてしまいそうですが、
個人単位の場合の身近な例えとして頂けたらと思います。
私が独身で実家暮らしの頃。
20歳で結婚しているので、それ以前の話しなのですが
父には食べられるのだけれど、見たくもない食べたくもないNGフードがありました。
勿論、母にもあるのですが、母の場合はちょっと状況が違って、親になり子供達には満遍なく色々な食材を食べさせなくてはという気持ちがあった為に、母自身が幼い頃、今ほど食べる物がなくて食べさせられ過ぎて、もう食べたくないけれど、お料理するだけなら気にならないと言うものでした。
でも父の場合は、何度言っても母が改善してくれないので、最悪の食べ物になってしまったのが、雑炊だったのです。母はお菓子やパンは作らない人だったのですが、それなりに一通りの家庭料理ができて、お魚も捌く事もできました。海のそばで育った事もあってなのか。
でも何故か、省かない方がいい1手間を、めんどくさいと言って省いてしまう所があったのも否めません。
そのうちの1つが雑炊だったのです。
ある日、家族で外食に出かけた日。
寒い日だっので私は温まりたくて、雑炊をオーダーしようとした所、父が私に「何で雑炊なんて食べるの?
他にもっと良いもの食べなよ。」と言うのです。
不思議に思って父に尋ねると、父は雑炊を良い食べ物だと思っていないと言うのです。
何故かと聞くと、ご飯を洗って滑りを取ってから入れ入れなさいと言っても、面倒くさい!と言って、そのままご飯をお出汁の中に入れて煮込んでしまう為に、いつもお粥になる手間の様な状態で不味いんだよ。と言うのです。父はお茶漬けみたいにサラサラ食べたいだけなのに何度、言っても改善してくれなくて、そのうち雑炊イコール、不味い食べ物になった様なんです。
でも、母の目の前でそんな話しをしていても、母は父にかまって貰えてると思う様で、ニコニコしているのです。
本人はどう思っているのか迄は分からないものの、
何処か直さなければ、またそれをネタに父が自分の事をかまってくれるという様な素ぶりが見え隠れしているのです。
そんな母の姿に父は少し苛立ちを覚えているのですが
全くと言って良いほど母には馬の耳に念仏の状態なのです。
それとは全く別の日。
父が仕事から帰宅し、もう直ぐ夕飯時になろうとしていると、「今日は何だか胃の調子が余り良くない。」と言うのです。すると母はすかさず「なら、雑炊にしよか?」と父に尋ねるのです。
私は思わず内心「おか〜さん…また、やっちゃったよ〜。それはNGワードでしょ。」と思っても、もう言ってしまった以上、後の祭りです。
勿論、父は「要らない。他に何かない?」と聞いても
母は「他にって言ったって〜。」と頭の中では、もう雑炊以外、何も思いつかないと言った状態で、父は「ならい〜や。」と言うと母は何処か「何か少しでもお腹に入れないと。」と何とか雑炊を食る方向に向けさせようとするのです。
何処となく面白がっている素ぶりが見え隠れしている様な雰囲気で。
父は平常心を保っている様な無表情で「要らないよ。」と穏やかな声で言うものの、母はまた、これでもかとばかりに「そんなこと言わないでさぁ。ならどうすれば食べる?」とまた追い討ちをかける。
その様子を見ながら私はまた内心「あ〜あ…。」と母に対して思いながら父が無言のまま怒りが込み上げてきて我慢している事がヒシヒシと感じていました。
でも母には全くと言って良い程、父がマジに怒っている事に気が付かないのです。
父はそのまま自分の部屋へ行ってしまいました。
母はいつもの様に、もう自分の部屋に行く時間なのね。くらいの調子なのだけれど、父は母の機嫌をそこねた方が今より面倒な事になるので、この場を立ち去ったと言う様な趣だったのです。
母は以前から「おと〜さんは粘り強くないからなぁ」と言っていた事に何か関係がある様で、とても気になりました。
すれから何年か経った時だと思います。
何がきっかけだったかは思い出せないけれど、
母は毎日、同じ時間に同じ事をしないと気が済まず、
その予定が狂うと、とても機嫌が悪くなるのです。
父が仕事で何時もの時間に帰ってこないと何でと聞いてまくり、携帯電話が出ると「何時に家に着きますか?」と電話をかけまり、父に「そんなに毎日、仕事が同じ様にいくか!」と怒られるのだけれど、母は何があっても自分のルーティンを押し通す様な人だったので納得できないのです。
母にとってのルーティンは父にとってのローテションにあたるので扱っている範囲や単位が違う為、見落としてはいけない定点観測の位置の外容が母には想像が追いつかないのです。
母のルーティンは1日単位でできる範疇の家の中の事だけれども父にとっては各支店周りにあたる為、とても1日と言う単位では、周りきれない範囲なのに、母は何故、1日に収まらないのかと問い詰めてしまっている様になっている事に気が付かないのです。
でも父は母に言っても分からないからそれ以上の事は
母には言いません。
でも母は説明してくれれば私にだって分かる。と
また言い張って父を無言の怒りに追い詰めてしまうのです。

さて…
余談場はこのくらいにして置いて
ちょっと小難しい本題に入りたいと思います。

まず、1つ目は「コモディティ化」です。
コモディティ化とは、似たような商品が増えると価格競争に陥いってしまう現象の事です。
平成と言う時代を表している特徴の中の1つではないでしょうか。
国内で似たような商品が溢れ、本来なら国内で賄えるものは賄って、どうしても国内では調達できない物だを諸外国のお力を借りて輸入する事のみに注力を注がなくてはならない事を、価格競争に陥ってしまった為
日本より物価の安い諸外国に受注精算を頼る様になってしまい、その分、安価で商品が手に入る様になったけれど、国内での生産・技術力が衰退してしまった。
結果的に、こぞって誰しもぎ薄利多売競争に滑車がかかり、通常の2〜3倍の労力や商品を提供しても赤字で4倍の労力や商品を提供してもギリギリで5倍の労力を提供して、やっと仕入れ値にたいして元が取れる位で、それでもまだ利益が見込めない状態に陥ってしまい日本のGDPが下がってしまった。
安い物を買ってはいけないと言いたいのではなくで、
大量仕入れ大量精算が出来る大手企業様は原価を抑える事が出来るから安価な商品が提供できるのであって本来、中小企業様は大手企業様が受注精算できない様な細やかな事が出来るはずなのに大手企業様と方を並べて安さの提供をしてしまったが為に、仕入れ値の原価の違いから純利益の見込みめない商品へと変わってしまった。事を踏まえた上での企業努力による適正価格がある事。

コモディティ化の対局にあたるのが
モラルハザードです。
提供価格を統一させた事による現象です。
下記の「医療政策」の教科書
第1章 医学経済学 4項モラルハザードより
引用させて頂きます。

「モラル」と言う言葉がついている為、一見してよくない事(道徳上に問題のある行動)の様な印象を与えてますが、モラルハザードには善悪の概念はなく、合理的な人間であれば誰にでも認められる行動パターンです。
事前と事後のモラルハザードがあり、
必要以上に確保しようとしていまう行為が事前のモラルハザードで、各社の特色化の競争が始まってしまう為に確保後、他社製品との比較が始まったしまうのが事後のモラルハザードという現象です。
ザックリした簡単な概要なので、厳密ではありませんが、少しでもご理解いただけたなら幸いです。

例えばコロナが来て直ぐの頃、
まだコロナというウィルスがどう言ったウィルスなのかも解明できてない時に、本来なら乳幼児を守る為のBCGワクチンで、(出生に合わせてしか生産されないものが)効くかもしれないと言う噂がながれ始めて、保険適応する事を前提として、ご年配の方からの要望が強くなってしまった場合や、災害などで物流が滞ってしまい品薄になった商品をいつ入荷するから分からないからと何時以上に購入にしてしまったり。
各社一斉値上げを発表した途端に、値上げの前日に買い物客は殺到したけれど、それから暫くの間、売上が伸び悩んでしまった。と言う様な事例は耳にした事がある方も多いのではないでしょうか。

以上、2つの集力(1ヶ所に多勢が集まってしまう場合)についての大枠を説明させて頂きました。

集注力には人に対しての場合と、物事に対して(人以外)の場合とがあります。
混濁しない様に。自戒にて…。

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