ProjectRepadars

昭和レトロサブカルチャーを中心としたコラムの執筆やオリジナルゲームの製作を行っております

ProjectRepadars

昭和レトロサブカルチャーを中心としたコラムの執筆やオリジナルゲームの製作を行っております

マガジン

  • 艦長のローカル群馬旅日記

    群馬県内の昭和レトロ感を感じるグルメ旅やロスト観光地を写真等と共に不定期連載。第一部は全五話掲載。

最近の記事

  • 固定された記事

初投稿になります、何卒よろしくお願いいたします。

    • 【番外編】タイヨーレン復活へ

      松村フーズからの移行後、群馬パンセンターが復活。タイヨーレンも、2020年現在、複数の店舗に置かれることになりました。 □現在の販売店舗  とりせん群馬町店・菅谷店/高崎市役所/OPA1F高崎じまん/角上生鮮市場各店(取扱が無い場所も有り) 残念ながら、昔の味とは少し異なっており、パンドミーのような味わいになっています。ただ、トーストの味はやはり格別です。 再びの到来に、関係者の皆様へ深い感謝を

      • 夢追い人 #100文字ドラマ

        眠った記憶を呼び起こし、夢を追いかける事によって事件を解決する稼業。夢を狩る者とそれを追う者。永遠に目覚めない少女の見る夢を追って、二人の青年は争う。やがて夢の中の番人と出会い、目覚めと共に別れる。  

        • 第五回 群馬のソウルフード松浦パンのタイヨーレン

          前橋駅改札前のハースブラウンが姿を消して数年、立ち食いそば屋まで無くなった寂しい駅構内に新しいパン屋がオープンした。 荻野屋が中心なって運営しているの新店舗は、イートイン併設で美味しいコーヒーを飲みながら電車を待つことが出来る。 パンも低価格で味もよく、60円台の小さなパンからサンドイッチまでと種類も豊富だ。昔はエキータの一階にも喫茶スペースがあったのだが、見るも無惨な廃墟と化しているため正直近寄りがたくなってしまった。 運営会社もどこかに消え、公式サイトは閉鎖となり、入

        • 固定された記事

        初投稿になります、何卒よろしくお願いいたします。

        マガジン

        • 艦長のローカル群馬旅日記
          6本

        記事

          第四回 新時代のドライブイン自販機食堂に看板が付いた日

          ドライブインやオートレストランといった呼称が、コンビニの登場で廃れて数十年は経った。 人々は新しく伊勢崎に生まれた自動販売機だけのレストラン、自販機食堂の名称を他店舗を訪れた際にも用いるようになり、オレンジハットで親しんできた我々昭和の大人達の肩身も狭くなって、平成の世代が思い描く「ドライブインに代わる新たなる愛称」を模索する時期が近づいてきた。 自販機食堂に続く新たなる店舗戦略は他県でも起こり、相模原では自販機コーナーが立ち並ぶ等、ロストテクノロジーだった食品自販機が商

          第四回 新時代のドライブイン自販機食堂に看板が付いた日

          第三回 群馬のパワースポット妙義神社と紅葉の湯

          榛名神社に赤城神社、霊峰に上毛三山を抱える群馬県はパワースポットの宝庫でもある。 そのわりには県外から訪れる人々も少なく、休日に行くのは年配者だけの現状でも何とかやっていってる過疎スポットなのも群馬らしい姿だ。 どこがお気に入りか、何がいいかと考えると色々答えが出てくるが当方が最も気に入っているパワースポットは妙義山である。 妙義温泉にネギ畑と蒟蒻芋畑、大の字が目立つマークを見ながら子供でも登れるコースに鎖の付いた足場。県内の子供たちならほとんど必ず訪れる、林間学校の妙義少

          第三回 群馬のパワースポット妙義神社と紅葉の湯

          第二回 懐かしのスラーピーとセブンイレブン

          コンビニ戦線は拡大し、ついに地元群馬企業のセーブオンもローソンになろうとしている。 サンクスは看板だけ残ったままの店舗もあるが中身はファミリーマートとなり、近くのセーブオンが青の看板に姿を代える日も近いだろう。 が、群馬とコンビニの歴史を振り替えってみると、確かセーブオンではなく、セブンイレブンこそが「群馬で懐かしのコンビニ」だったような気がする。 上毛三山と利根川を抱えるため公共交通網が未だに整備されておらず、車が無くてはどうにも出来ない群馬県民の支えと言えばドライブイン

          第二回 懐かしのスラーピーとセブンイレブン

          第一回 高崎の老舗スーパーTOMYの終焉

          高崎駅を東口に降りてしばらく歩いていくと、既に場外馬券場となっていた高崎競馬場裏の道路沿いに老舗スーパーTOMYがあった。 恐らく地元民以外には知られていない、静かでひっそりとした場所に佇んでいたこのローカルスーパーは都内の百貨店すら及ばない驚異の流通力を誇っていた事を誰か覚えているだろう? TOMYが出来たのは1967年。まだ駅の整備も奮わず、百貨店や大きなビルも何もない、路面電車の跡が残る昭和初期の時代に生まれた。 競馬場の前とはいえ裏側。駅からも15分以上歩かされるの

          第一回 高崎の老舗スーパーTOMYの終焉