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フジロック後記。我が名はムラマサ編

とうとうこの時が来た。
この時を迎えたくないが為にここまで
フジロックのライブレポを引き伸ばしていたのかもしれないとほくそ笑むのは筆者談。

最後はこのお方、ムラマサである。

前列2列目で待ち構える。

若い客が多い印象だ。

突如、白ティーに黒パンのひょろ長い男性が
出てきた。

歓声で気づく。その人、ムラマサである。

「我が名はムラマサ!
東の果てよりこの地へ来た!

そなたたちはシシガミの森に住むと聞く、
古い神か?」

「…帰れ」
とは誰も言わない。

無数のこだまがケタケタと歓喜した。

ムラマサ当人が斜めに傾いているアルバムから
何曲もやってくれるたびに
こだまは首を縦横無尽に振りまくる。

こだまでしょうか?
いいえ、誰でも。

黒人ダンサー兼シンガーが曲げ終わる度
踊りながらキッチリとハケていく姿に
感動したし、ドラム、キーボード、ドラムを
ライブの中で全て網羅していたのが
1人という無限の可能性を秘めた
ライブだったように思う。

新しいアルバムのデーモンタイムから
把握できたのは2曲だけだったが

ホール〜ビッチは単純にカッコ良かったし、
e-motionは良曲で、懐かしい感覚になった。

屈強がSPがいる中(心の中で俺はLDHっぽい見た目からメンディーと呼ばせて頂いていた)
何枚か写真を取れたのでここに載せておく。

メンディーのお陰で
より緊張感のある現場だった。

名前の語源となる日本刀の名のとおり
切れ味鋭く、そして夏の台風のごとく
嵐のように去っていったムラマサに心から
拍手を送りたい。

こだまでしょうか?
いいえ、誰でも。

というわけでフジロックライブレポ
現場からは以上となる。

何か気づいた点があればまた追記したいように
思う。

来年は誰が来るのか。
それだけが楽しみだ。

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