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試行錯誤中:スマホポーチ

以前まで販売していたスマホポーチ、廃盤にして久しく時間が経ってしまっております。
これに代わる新しいポーチを制作しようと思ってはいたものの、ほぼ半年ほど何も手付かずのまま放置されていました。
いや、放置ではないんですよ、、頭の中では色々と思い描いていたのですが、どうにも形にならず、設計に落とし込むところまで進んでいませんでした。

以前販売していたスマホポーチ

そんな状態で時間が経ってしまいましたが、ようやく試作に取り掛かりました。

まずは制作コンセプト固め

なんとなく作ってもしょうがないので、まずはどういった人向けに作るのか考えます。そのためには街中観察が一番!
スマホケースはいろんなタイプが既製品でも売られていて、たいていは女性向けのファッショナブルなもの。やや大きめのサイズでスマホのほかにちょっとした小物や小さな財布も入りそうなデザインが多いようです。

これらに類似するものを作ってもしょうがなさそう・・。

他方、お店の店員を見ると、ショップ店員さんや飲食店の店員さんもスマホを使ってお仕事をされている方が以前より増えています。例えばスマホで在庫確認したり注文を入力したり・・。
そういった用途の場合、邪魔にならないサイズ感と無難なデザインが重要そうです。年齢性別関係なく、またどんな服装にもあう、主張しすぎないものが良いのかな、と。
そして機能としては「スマホの取り出しがスムーズであること」「スマホ以外にミニサイズの手帳とペンが入るポケットがあること」が重要になりそうです。あくまでお仕事のツールとしての機能性を重視!

OK、コンセプト決まりです。

  • ターゲット:「お店で働く女性。年齢は20~60代と幅広く設定」

  • 必要な機能:「スムーズなスマホの出し入れ」「メモ帳収納ポケット」

  • デザイン:「シンプル・無難」「どんな服装にもあう」「主張しすぎない」

というわけで、ある意味REORGの特徴である「シンプル」「必要最小限」を体現するスマホポーチになりそうです。

まずは試作第一号

今回一番重要なのはサイズ感。あまり大きすぎるとお仕事の邪魔になります。かと言って小さすぎると使えるスマホが限られることに・・。
試作第一号はサイズギリギリを狙ってみました。

試作第一号。反省点多数・・

しかし失敗。内径と外径の差や内袋の厚みなどで、スマホを入れると窮屈過ぎに・・。
また上部に取り付けてみたジャンパーホックはいらないと判断。わざわざホックを開閉しているとスマホの出し入れに時間がかかりすぎます。

次に試作第二号

第一号の反省をもとに設計のやり直し。試作第二号を作ります。
今度はまあまあ良さそう。サイズ感もばっちりのようです。細かい部分の修正はありますが、おおむねこのデザインで大丈夫そう。

試作第二号。サイズ感はちょうど良い。

最終サンプルはこれから

試作第二号でデザインはほぼ固まったので、これから最終サンプルの制作に取り掛かる予定です。
製品版でも使う裏地を選び、ショルダーストラップも作るつもりなので材料を揃えないといけません。

世に出すのはもう少し先かな~。できるだけ早く出せるよう、準備していきます!

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