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はじめての海外レビューショーお仕事の話とアメリカのエンタメについて語る


いかがお過ごしでしょうか?
奇跡の一人レビューエンターテイナーの夏輝レオンです

アメリカ ラフリンリバーサイドホテルのショーお仕事についてと
現在のラスベガスのエンタメについてお話をしたいと思います


最初に、私にとって初めての海外でのお仕事のお話


歌と踊りの華やかな世界であるレビューショー出会い、
歌、踊り、化粧、衣裳に魅せられてこの世界で本当に生きていきたいなぁと思っていた時のお仕事でした。

そこはラスベガスから1時間ほどバスにゆられたら到着する、
ラフリンというカジノの街で、リーバーサイドリゾートホテルというホテル。

そこで1時間30分くらいのショーのお仕事をしていました。

行った感想としては

とにかく アメリカのエンターテイメント ショービジネスの世界は本当に厳しかった〜。


6人のレビューショーと

太鼓のチームと大衆演劇の方と剣劇の方とエルヴィスプレスリーさんのそっくりさん

この方々で構成されたショーをやっていたんですね

素晴らしい方々が集まり、豪華な良いショーをやっていたと思うんですが、

いくらお客さんが喜んで、良いショーをお届けしていたとしても、やはり収益の面で利益が得られなければ、ある日突然、公演の中止のお知らせがやってくる❗️という恐怖を体験したんです

とある日、ホテル前の伝言掲示板を見上げていたら、私たちがやっていたショーは何日までというメッセージが流れてきて、本当にびっくりして
え?何?どういうこと?頭の中が❓だらけ

結果、2か月間はそこでショーをさせていただき、3ヶ月のお仕事いうことでビザを取っていて帰ることが出来なかったので

ラスベガスの一軒家をお借りして12名のメンバーで共同生活を送っておりました。

そこは何と浅草のロック座という現在もある日本最古で最大のストリップ劇場のオーナーがメンバーの育成修行のために借りていたプール付き稽古場付きの豪邸でした。残念ながら現在は他の方の手に渡ってしまわれておりますが、エンターテイメントの本場で修行させるという発想は本当に素晴らしく感銘を受けました。歴代の方のビデオがその家にあったので数本拝見しましたが美しかったです。

そんな豪邸で当番制で買い物に行って料理を作ってプールで泳いだり、稽古場で稽古したり、夜になったら夜な夜なメインストリートに繰り出しエンターテイメント三昧。

その間サンフランシスコとロサンゼルスで単発的にお仕事はさせていただいたんですが

それ以外は、私はありがたいことにお金を保証していただいていたのでお金をいただきながら毎日毎日ラスベガスのショー漬けの、本当に夢のような生活を過ごさせていただいておりました。

エンターテイメントの世界を、自分自身の命に刻みつけた本当に忘れられない日々です。


ラスベガスを象徴する伝統的なレビューショーというものを、その当時はたくさんやっていたんですが、残念ながら今は無くなってしまい他のジャンルのエンターテイメントショーに代わってしまった為、今は見ることはできません。

5年前に一度、バリーズホテルでやってたジュビリーという伝統的な豪華なレビューショーがなくなり、トロピカーナというホテルでのショーもなくなり、他のホテルやダウンタウンでも規模は小さくてもレビューの華やかなスタイルのショーをいたるところで楽しめたんです。

素晴らしい豪華なレビューショーはやっぱりお金がかかってしまうので、どんどんなくなってしまっているんですよね。

ジュビリーのレビューショーを1日やるだけで200万円の費用がかかっていたそうです。やはり豪華なので人件費や衣装代、装置や照明、振付などの製作費など採算が取れないっていう問題が一番のネックですね。

でも最近なんとジュビリーのショーが規模を縮小して復活したという情報を、現在アメリカに住んでいる友人から教えてもらいました。何とも嬉しい限りです。

あと私が衝撃を受けた事ですが
ほぼ全てのホテルが、至るところでクオリティーの高い無料ショーをやっていたという事です

有料ショーだと席が決まっていて、遠くから見ているという感じですけれども、無料ショーだと本当に間近に見ることが出来てエンターテインメントをより身近に感じる事が出来ます。

印象に残っているのがリオスイートというところでやっていたショーなんですけれど、これがディズニーランドのような雰囲気のショーで、カラフルな衣裳で歌ったり踊ったりして、最後にゴンドラの上の高いところから下にいる人たちにネックレスを配るんですよ。

そのネックレスをみんな欲しくて欲しくて、
なんだかそれが夢の世界の象徴のように感じられて、それが欲しいがためにたくさんの方々が通っていました。私もその一人。そしてそのネックレスを手に入れた人はそれを首にかけてラスベガスの街を歩くというのがステータスのようでしたよ。


ラスベガスのストリップストリートというところでメインのショーをたくさんしていたのですが、ちょっと離れたダウンタウンでも無料ショーというのもいっぱいやっていて、
少し年配で黒人の方だったんですが、ピアノの弾き語りがとっても素晴らしかった。
少ししわがれた声で、叫びにも似た歌声で歌われた切ない歌が、
忘れられないです。

とにかく本当に素晴らしいエンターテインメントに溢れたパラダイスでした。


ラスベガスのエンターテインメントは
今流行っているものを取り入れて、どんどん変化していってます


現在、このコロナ禍で全部のエンターテイメント公演が中止されているということですけど、また夏休みや年末までには再開するそうです。

コロナが落ち着いたら是非行ってみてくださいね。

今日は初めての海外お仕事とアメリカのレビューショー事情をお伝えしました 
夏輝レオンでした。

ありがとうございました❤️ 


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