見出し画像

熊本・大津、岡山、大阪まで。西日本セレクション行脚をする理由


※本文の無断転載、スクショによるSNS等への投稿はいかなる理由であろうと禁じます。
※単発での購入も可能ですが、月刊で「国内サッカーの現場より。竹中玲央奈のここだけの話」を定期購読していただくほうがお得です。



「本気の高3生を見るため」と…

8月1日2日と茨城で関東大学サッカーリーグ戦を取材した後、8月3日から熊本に入った。ここから2週間、1日を除き家にはいない。海外へ行く以外、つまり国内旅行で家を空ける期間としては最長になる。

目的は西日本各地それぞれの地域のサッカー(育成年代)を見ることだ。では、なぜ今なのか。もちろん理由がある。

新型コロナウイルスの流行によってインターハイが無くなり、高3生の進路に影響が出た。この夏の大会でプロチームがオファーの有無を決断をしたり、大学サッカー部が推薦枠を用意したりする。「査定」の目的が強い大事な大会が中止になったことで選手獲得、チーム編成に多いに影響が出たのだ。

そんな中、リトルコンシェルという大会運営をサポートしている会社が九州、中四国、関西、東海で高校3年生と大学4年生向けにセレクション会を実施することとなった。

その名も「コネクティングサポートセレクションin九州・中四国・関西・東海 supported by ポカリスエット」

この情報を最初に聞いたときは行こうと思わなかったのだが、友人がこの会に関わるということで連絡をくれたことをきっかけに、よくよく考え直した結果、全ての回へ足を運ぶことに決めた。

ライターとして大きい、◯◯との関係値

なかなか視察にいくことができない西日本でプロ入り、強豪大学進学を求める選手達を一気に見られるというのは育成年代を取材する身として貴重な機会である。ただ、もう1つ。以下が理由の大半を占める。

ここから先は

1,117字
この記事のみ ¥ 110

読んでいただきありがとうございます。頂いたサポート資金は、より面白いコンテンツを届けるための遠征費や制作費に充てさせていただきます!