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兒玉澪王斗&中野伸哉が魅せた。好ゲームは鳥栖U-18に軍配


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九州トップと関東トップのぶつかり合い

26,27日と前橋に滞在しクラブユースを取材した。

コロナ禍で例年どおりの夏開催とはならず、冬にスライドして行なわれたのだが、結果的にJクラブの育成組織をはじめとしたクラブチームに所属する高3生にとってはこれが最後の大会となる。言うまでもなく、入れ込む気持ちも強くなる。

26日に2試合を観戦した後、27日に採点を含めた”取材対象”としたのはサガン鳥栖U-18と横浜FC・Yの一戦だ。後者はプレミア初参戦の今年、見事優勝を果している。前日の三菱養和Y戦でも個々の強さから形成される組織力を示し、勝利を掴んだ姿が目に焼き付いていた。

「これは強い」

そう確信し、ベスト8の対戦カードを見てみると九州で最も自分が取材をしている鳥栖U-18を相手に準決勝を戦うと。迷うことなくこの試合を観戦することにした。

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