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1人少ない。でも強い。大津相手に見せた鳥栖U-18の真髄


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先週末に九州へ行き、いくつか取材をしてきた。鳥栖U-15唐津のTM、アビスパ福岡U-18のプリンス九州、そして鳥栖U-18と大津のプレミアWESTだ。

もちろん、というと失礼かもしれないが、最上カテゴリである鳥栖と大津の試合が最大の目的だった。2020年のクラブユース王者であり多くのタレントを輩出している王者・鳥栖と高体連の雄である大津との一戦はその字面だけでも魅力がある。当日は数多くのスカウトや大学関係者が訪れていた。

想定外のアクシデントもあったが、ギャラリーは十分に楽しむことができただろう。

試合を変えた前半18分の退場劇

攻める鳥栖、守る大津でどこまで推移するか。試合のポイントはそこだ。特に大津は主力を複数名欠いており、受けに回らざるを得ない状況だった。ただ、結果としてこれが奏功する。

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