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関東大学サッカーリーグ再開。「曺貴裁・流経」の初陣を見て



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7月4日に関東大学サッカーリーグ戦が無事、開幕した。前期は茨城・龍ケ崎におけるセントラル開催という形になる。会場提供、運営などに全面協力した流通経済大学のおかげで無事、大学サッカーのある日常が戻ってきたと言っても過言ではない。改めて感謝と敬意を評したい。

流通経済大学が関連するグラウンドは複数ある。大学のグラウンドと、10分ほど離れた場所にあるサッカー専用の施設であるRKUフットボールフィールド、そして今年から大学が命名権を取った流通経済大学龍ケ崎フィールドだ。この3会場で1部と2部のチームが2日間に分けて試合を行なう。

ただ、1部は順天堂大学と筑波大学、2部は青山学院大学や立教大学はじめ7大学が学校からの許可が降りておらずリーグ戦に参加できないという状況でもある。1部は10チーム、2部は5チームでのスタートとなる。


意外とメディア側には“うれしい”レギュレーション



日本全国あまたあるアマチュアスポーツリーグの中で先陣を切って大会開催に踏み切るということもあり、当日は運営側に緊張感があった。

入り口では足の消毒、検温が行なわれ、2週間分の問診票を提出しなければいけない。そして、これまでは認められていた当日申請は完全にNG。2日前までにオンラインフォームから申請をし、受理されなければ入れない。
試合後の選手取材に関しては、1チーム3人(監督と選手2人)までで、試合終了10分以内に1人あたり取材時間5分以内で指定された区画でソーシャルディスタンスを保って行なわなければいけない。選手については運営がメディアに希望選手を聞いてくれるが、最終的な判断はチームと運営サイドの協議によって決まる。この流れと人数はJリーグと同じだが、実は決定的な違いがある。

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