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コミュニティルールの作り方

はろー!Reonです。今回は「コミュニティルールの作り方」について書いていきます。
私は、学生時代に硬式テニス部に所属しておりました!その経験で、数十人いる部員をマネジメントしていたことからある1つの仮定が浮かび上がりました。

その仮定を今回、皆さんに聞いて頂きたいです!また私が、その仮定を運営しているYutoriCityというコミュニティで意識して運営していることも踏まえてご覧頂けると違った視点も生まれるかも知れません!


ルールを緩く→厳しくは反発を生む


まず初めに、皆様は「徳川幕府」をご存知ですか?
義務教育の社会にて必ず習ったであろうこのワードには、組織運営のヒントが多く隠されています。

徳川幕府の政治のやり方を大雑把に捉えるとこうです
「厳しい規制→反発→緩和→働かなくなる→規制→(ふりだしもどる)」
この様なサイクルがあります笑

人間同士の生活には、「法」を含めた様々なルールがあります。そのルールは時に私たちに煩わしさを感じさせますが、その根本は、ルールを縛ることによってスムーズなコミュニケーションを促す事が目的です。

それにより、ネガティヴな感情や衝突を避けている効果があります。
しかし、人のやる気というものは「やれ!」という命令の方が自主的で能動的な働きよりも強いのは確かです。

そのため、ルールを緩くから厳しく縛ることによって「反発」が生まれます。
だからこそ、ルールを最初に厳しく縛り、その後に働くなることを想定し、先手を打って対策を講じることが必要です。

働かない事はそんなに悪か?


ここで、皆様にフラットなご意見を聞きたいです。それは、「働かない事は悪ですか?」
もちろん、これは両親に迷惑をかけることは良くない!という大正論には首がもげるほど賛成です。
しかし、やりたくもない仕事に従事するほど人間はロボットではないと私は思うのです。

では、働かずに・迷惑をかけずに・社会に認められる人材を育成するためには?コミュニティのルールを結果的に緩くしても循環するコミュニティとはどんな組織でしょうか。

それはルールが厳しい段階で、そのルールの意味や目的を一人一人が理解する事です。
つまり、「ルール厳しいなぁ」と思っているうちは「やらされている感」しか生まれません。

しかし、「このルールを達成した結果や意味は?」とメンバーが思った時にコミュニティが動きます。

それこそが、「ルールがなくても回る組織」の始まりの音です。そこまでの組織熟成ができれば、意志や目的を啓蒙することができています。

これこそがルールを厳しく縛って緩くした意味であり、理想系だと私は思います。


人間の感情は非常に難しい


ここまで、組織管理やルールを設定する上での注意点を述べてきましたが、その大前提にあるのは「人間の感情は非常に難しい」ということです。
この事実は周知の事実でありながら、私が考える組織を構築する上で最大のテーマです。

例えば、「やる気」という3文字をよく耳に、目にします。これを発生するには、目に見える報酬が必要だと感じる人が多いです。
金銭的な報酬やこれをここまでやったらどうなるという「答え」のようなテンプレートがあるからこそ、人は安心感を持って行動することができます。

しかし、最も難しい事はそのテンプレートがない「答えがないモノ」との遭遇です。
その物体にぶつかり、自分にしかできない、やるしかないという責任が発生した瞬間に、初めて「やる気」ではなく、「自発的な責務」として人間は自発的に動くのだと思います。

それを、自分以外の人間に押し付けるのではなく、共有して、共に達成することは難儀です。
なぜなら、1人1人考え方や脳の構造、はたまたバックボーンとなる根本的な思想が違うからです。

しかし、それらの根底にある根源的なストレスを解決することこそが人間が集団となって達成すべき課題です。

つまり、人間が2人以上、またはコミュニティを形成して達成する目的は「誰かの願いを叶える」という人の願いや憂いを叶えることこそが社会貢献であり、自分の原動力となり、自己肯定感が向上する行為なのだと思います。

組織を作るのには、自分(組織マネージャ)が動き、それを肌感覚でメンバーが感じ、行動に移るまでのフェーズになるまでは、言語化による意志の共有が必要です。
その意志の篝火を灯し、小さくとも少しずつ大きくなる事で、組織がより正しい方向へ、見知らぬ誰か人間が抱える根本のストレスを燃やすための炎となり、そのガソリンこそ、メンバーの行動であり貢献を焚べるのです。


最後に


私たちが運営するYutoriCityや所属しているMZDAOはDAOというシステムによって目的を達成しようとしています。

これはルールを人間ではなく、テクノロジーに委ねることで人間の感情という不確定な要素から一度離れるからこそ価値が発揮すると信じているからです。

その距離感こそ、新しい発見や価値観の創造につながると信じて、明日も行動していきます!

今回の記事から、組織運営・コミュニティを0から作ってみたい!DAOってなんだろう?
と思った方は私と一緒にYutoriCityで活躍してみませんか?

まだまだ発展途上のコミュニティだからこそ、体験できる「自分で何かを創る」という経験は何物にも変えられません!
ぜひ一度、下記のDiscordリンクから遊びに行きてください!

お待ちしております!
では!

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