ぐれいと!

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最近の記事

自己紹介(その6~初恋·急展開~)

ここからは、登場人物が増えてややこしくなりそうなので、僕の初恋の相手を「サチ」、サチの友達のキューピッド役を仮名で「ナミ」と表記する。 サチは僕の好意に気付いてなかった。鈍いというよりは、自分に自信が無かったんだと思う。美人なのに、自己評価が驚くほど低い人が、世の中には居ることを今の僕は知っている。 僕にとって、恋のライバルに該当する相手は居なかった。サチはモテなかった、というより男子からは近付き難いと認識されてたんじゃないだろうか。 サチが周りより1才年上だったことも

    • 自己紹介(その5~初恋·出逢い~)

      僕の初恋の相手は同時に入学した1才年上の女子だった。早生まれとかではなく、完全に1才年上。 単位制の高校には、様々な事情で高校に進学出来なかったり、途中退学した人が新たに入学するケースが結構ある。 彼女もその1人で、後から聞いた話では、大検を取るために入学したとのことだった。(詳しい事情は聞けなかった) 僕が彼女に惹かれたのは、所謂「一目惚れ」である。 「稲妻に撃たれたように~」などの、ベタな比喩でしばしば表現される一目惚れと同義と思ってもらっていい。 実名は出せな

      • 自己紹介(その4~高校デビュー~)

        前回は色々あったけど無事(?)高校に入学したところまで書いた。今回からは高校生活編である。 まず、この高校が単位制という少し特殊な学校だったことが、結果的に非常に良かった。元々は夜間だけの完全な定時制高校だったが、当時の何年か前に全日の単位制(普通科と事務工業科)と通信制も取り入れた学校に変わっていたのだ。 単位制の最大の特徴は、必修科目以外の履修科目と、時間割を自分で選んで決めなくてはならない点である。1コマの授業時間も90分で、要するに大学とほとんど同じシステムだ。

        • 自己紹介(その3~高校受験~)

          前回は紙幅のほとんどを潔癖症エピソードに割いた。 高校に進学したことをサラっと書いたが、進学及び進路を巡っては、一悶着というか、色々あったので、今回はその話を書く。 僕が中高生だった当時は、ゆとり教育が導入される直前だった。教科書の情報量が異常に多く、歴史の教科書なんて小説みたいだった。 所謂「詰め込み型」の教育で、通っていた学習塾のテスト対策は、「教科書を丸暗記しろ」という身も蓋もないものだった。 前回書いたように、僕は中3の途中から不登校になったので、成績が悪かった

          自己紹介(その2~発症~)

          どうも!小3の時から中2病、沢田礼央です。 前回は17才での性の目覚めの前に、中学3年生の時に病院で「男性ホルモンが分泌されていない」と診断されたところまで書いた。 第2次性徴は17才から22才くらいまで続き、153cmしか無かった身長は171cmまで伸びたのだが、その前に振り返らなければならないことがある。 僕は当時ガチの潔癖症だった。「だった」と過去形で書いたが、現在でも社会生活に支障が無いレベルの潔癖である。 芸能人でたまに「潔癖症キャラ」を売りにする人がいるが

          自己紹介(その2~発症~)

          自己紹介(その1~序章~)

          コラムという体裁でnoteを始めたわけですが、改めて自分が何者で、どういう人間なのかを簡単に書きたいと思います。 名前:沢田礼央 性別:男 年齢:39才 職業:無職 住居:実家 活動:ベース弾き語り、漫才、小説執筆 セクシャリティ:ヘテロセクシャル 箇条書きすると、こんな感じ。 そして、僕は童貞である。 所謂「素人童貞」でもない。 キスすらしたことない。 恋愛に対する意欲はあるし、常に誰かに片想いしている、という意味では恋愛体質と言ってもいいだろう。いや、恋愛したことな

          自己紹介(その1~序章~)

          努力至上主義の現在~量から質へ~

          戦後日本の教育現場において、啓蒙されてきた努力至上主義の内実は「量」だった。 しかし、21世紀以後、努力の内実には「量」だけではなく、「質」が加えられたのである。 量だけを追及する旧来の努力至上主義に対しては、「いくら努力しても、どうにもならないことがある」という正論が、カウンターとして、ある程度は有効だったのだが、潮目が変わり始めたのは、イチローが日米通算2000本安打を達成した2004年だったと思われる。 「天才打者·イチローは不断の努力によって生まれた」という物語

          努力至上主義の現在~量から質へ~

          箸休めコラム~急に思い出した~

          タイトル通り急に思い出したので、番組名は忘れてしまっているが、15年くらい前だろうか。 島田紳助が司会で、特番だったか、レギュラー番組だったかも覚えていないが、芸能人同士のドッキリ企画だった。 ドッキリの内容は、キャリアも知名度も近い、親しい芸人同士の片方が仕掛人となって、「急な出費で100万円必要なので、貸してくれないか?」と借金を頼んで、相手が承諾すれば、その友情は本物であるとする、という主旨だった。 全部で3組(だったと思う)の「友達同士の芸人」が出ていて、金を貸さ

          箸休めコラム~急に思い出した~

          現役大学生の学力のカラクリ

          世の中には、一見もっともらしい理屈だが、突き詰めると納得いかない、よく分からない正当性に守られてる事案が沢山ある。 その一例として、大学生の学歴、及び学力の査定を挙げてみる。 僕が6年通った大学を中退してから、半年くらいたった頃、中学生の時に通っていた学習塾に講師としてバイトをさせてもらえないか頼みに行った。 返事を要約すると、「現役大学生か、大卒なら雇えるが、中退者は雇えない」ということだった。 中退より卒業の方が格上なのは当然として、問題は現役を優遇する点である。

          現役大学生の学力のカラクリ

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          常日頃、TwitterやFacebookでは、ライブの告知をしながら、その時々で思ったことを書いていたのですが、最近、その思うことが止めどなく出て来るようになりまして、所謂SNSにアップする文章としては、あまりにも長く、いいね!が付かないどころか、スルーされてる雰囲気すら漂っているので、長文をアップする場としてnoteを選びました。(もう、この前置きからして長い!) 文章の体裁としては、「コラム」という感じになると思います。日常、スポーツ、芸能、政治、多岐に渡って書きますが

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