「夢」を売る商売。
先日、大阪最強の宝くじ売り場と言われている「大阪駅前第4ビル特設売場」に初めて行ってみた。
なんと、この宝くじ売り場は「年末ジャンボの1等・前後賞10億円」が四年連続で出ているという嘘のような場所なのだ。
到着すると、行列が出来ていた。
スタッフに案内されて列の最後尾に並んだ。
周りを見渡すと、杖をついてなんとか辿り着いた感じのお婆さんや、車椅子を押されてやって来たお爺さんなどがいた。
みんなの表情は、希望に溢れているように感じた。
窓口が近付くにつれ、どの窓口に並ぶか真剣に悩んだ。
大金を手に出来るかどうかの勝負はもう始まっているのだ。
窓口には多種多様な人がいた。
色々考えたが、考えても分からないので適当に選んだ。
連番とバラを10枚ずつ購入した。
宝くじは、この買う瞬間と結果発表までの期間がクセになる。
僕たちは、この期間に「大金が手に入ったら何をしよう、何を買おう」などと、1人で考えたり周りの人と盛り上がったりする。
僕は、宝くじは周りの人との会話の起爆剤でもあると思っている。
お互いの夢を語り合うことは、日常ではほとんどないが、宝くじがそのハードルをグンと下げてくれる。
夢がないと言っている人も、宝くじを買うことで夢がわいてくるかもしれない。
僕は、宝くじが当たったら世界旅行に行きたい。
あと、自分が使いたいマシーンだけを導入したジムを作りたい。
宝くじは、僕たちに夢を売ってくれる。
その夢を、夢のまま終わらせるかどうかは、自分次第である。
おわり。
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