CAMPHOR- そして自分 2023年の総括
この記事はCAMPHOR- Advent Calendar 2023の 25 日目の記事です。
CAMPHOR- の13期代表の @_reo_gです。
CAMPHOR- Advent Calendar 2023も本日が最終日となりました。
今年の更新を担当してくださったmikikenさんありがとうございました!
イベント
今年はこれまでと違った形態で開催を行ったイベント開催が多い活発な年になりました。
コアメンバーが主体となって企画,主催を行ったイベントも多く、一例を挙げると業務用ルータハンズオンや競プロ入門会, さらには外部から植山さん @rui314 をHOUSEにお呼びしてコンパイラ・リンカについて招待講演をしていただくなど様々な技術領域に対して幅広く、時にはニッチな分野まで取り上げることができました。
業務用ルータを触って学ぶネットワーク
さらに鴨川ハッカソンは本当に実現できるとは思っておらず大変感慨深いイベントとなりました。二足歩行ロボットの開発やLLMを扱うものからGPSを活用したWebアプリ,全財産を公開するWebアプリなど本当に様々なレイヤーで皆さんが自由に独創的な作品を鴨川デルタで開発することができました。
重いポータブル電源やStarlinkの搬入を一緒に手伝っていただいた全てのコアメンバーと鴨川ハッカソンの実現にご尽力いただいたSTORES株式会社様 ありがとうございました!
CAMPHOR- Make
artic-plusさんやmikikenさん,NHさんを中心にCNCの導入や積極的なメイカースペース利用をしていただいたので、ハッカソンでの電子錠の改良や鴨川ハッカソンでのロボット製作などハードウェアについても積極的な開発が行える環境になったと思います!ありがとうございました!
今後自作キーボードハンズオンや同様のハッカソンも行っていこうと言っているのでよろしくお願いいたします!
CAMPHOR- House
老朽化で屋根が落ちかけて空が見えたり、天井にいるらしき小動物を探すためにNHさんが天井クローラーを製作したりと古民家だからこその苦労も多い一年でした。
工務店の方に瓦の古さに驚愕されながらも無事天井の補修など諸々の修理は終わり、HOUSEも生まれ変わりつつあります。引き続き昇降デスクの導入やHue電球の追加などHOUSEをさらに快適にするための取り組みも行っております💪
CAMPHOR- について
CAMPHOR-はサークルではなく入会などはないという形態を取っており、京都大学からすぐの古民家で今期で13期となる不思議な団体で、様々な場所で活躍する偉大な先輩方がいる歴史がある学生エンジニア,デザイナー団体です。
私自身は同じ学部学科の先輩であるぷらすさん @p1ass に誘っていただき、当時サークルでの人間関係で個人開発や技術の習得にやる気が出ないくらい燃え尽きていた私にとってCAMPHOR-はとても暖かい空間で、のびのびと自分の興味のある技術について学べる場でした。他のコアメンの方々はフロント,バックエンド,ネイティブアプリなど様々なつよつよ得意分野を持っており、様々な技術領域について幅広く興味を持つ良いきっかけとなり本当に感謝しています。
短期長期問わずそれまで技術インターンの存在を知ることのなかった私はCAMPHOR-のコアメンバーになったのをきっかけに、京都のいくつかの企業でインターン(技術系バイト)をすることとなり、その後様々な企業でのインターンやハッカソンなどに参加するきっかけとなりました。
当時、電子工作やハードウェア領域を扱うメンバーは私以外にいませんでしたが、現在ではコアメンバーもそれぞれ様々な領域へと得意分野が多様化し、ある意味数年前とは全く異なるカオスな状態にもなっています。
もくもく作業するだけとかでも大歓迎ですのでぜひCAMPHOR- HOUSEに気軽に遊びに来てください!
プライベート
実は修士課程で卒業し初任給600万で某企業に就職するつもりだったのだが急遽京都祇園の一等地にお店を開けるお話をいただき内定を蹴って急遽チーズケーキ屋になることになりました。Canetteの開店には本当にたくさんの方々にご迷惑とご協力を頂きまして、開店準備の過程では多くの方々からのご迷惑とご協力をいただくと同時に、人間の優しさに触れ、時には涙を流しました。お世話になった方々改めてこの場を借りて、心より感謝申し上げます。
立ち上げ期にはお世話になったプロのベテランパティシエの方や製菓機械会社の社長さんにお力添えを頂きながらベイクドチーズケーキのレシピ,製造についてもかなり改善することができ、お店はなんとか開店から半年経つところです。これからもテクノロジーを活用した新しいカフェ空間とできるように頑張っていきたいと思いますので、今後ともぜひどうぞよろしくお願いいたします。
さらに、京都に残るという選択をしたことで、人生においてやり残したことを全て果たすべく、博士後期課程への進学を決意しました。
二兎を追うことを決心した結果、39度の高熱が出ている中徹夜で資料を作り院試の口頭試問にタクシーでギリギリのスーツ姿で挑んだりと濃い一年になりましたが、あっという間で充実した一年になりました。
学費や生活費について親からの援助は期待できないために給付型奨学金やDC1などの申請を経て、某学内フェローシップで博士後期課程在学中の学費はどうにかできそうな見込みがギリギリついたので諸々首の皮一枚つながったので京都での生活もまだまだ2,3年続きそうです。
これからも死なない程度に人生頑張りたいという所存です!
終わりに
今年度 CAMPHOR- を支えてくださった今期のコアメンバーの皆さん、CAMPHOR- HOUSEに遊びに来てくださった皆さんありがとうございました。来年以降もこのHOUSEが存続できるように頑張って行きますのでぜひ遊びにきてください!
皆様にとって2024年がよい年になりますように!よいお年を!