離婚に伴う名義変更

女が離婚すると、名義変更が必要になる。

警察で免許証の変更手続きをしようとしたら、本籍の変更には住民票が必要だと言われた。

マイナンバーカードを持っていったのに、これじゃ受付できないと言う。
国が普及させたマイナンバーカードで行政的な手続きができないとはこれ如何に。。

すぐ近くのコンビニで、住民票の写しが発行できますよと案内された。
手数料200円。お手軽な値段。
警察に戻ると、また順番待ち。イライラ。
さっさと済ませて次に行きたいのに、足止めをくらい無駄に時間を浪費してるのが嫌だ。

会社勤務してると、給料が発生するので、翌月の給料日までに名義変更手続きをしておくように指示された。
給料が振り込まれないことには、普通に生活が立ち行かなくなって困る。
何もしなくて困るのは自分だ。
ただの自業自得で、状況が悪化するのを防ぐのは自分が動くしかない。

給与振込先の銀行へ手続きへ行った。

キャッシュカードと通帳、届出印、マイナンバーカード(本人証明書)。
これを提示した。
なにやら、変に夫婦共有口座だと張り切って別口座を作っていたみたいで、すっからかんに稼働させず9年は放置していた模様。
やれやれ。

窓口では若いお姉さんが丁寧に対応してくださった。住所変更の届けでもしていなくて、不要な口座の解約手続きもしなきゃいけなくて、面倒だったと思う。粛々と対応してくださって感謝感謝。

年金事務所や保険関係、他の銀行、クレジットカードなどたくさん変更手続きする必要がある。
喫緊で必要なものだけに絞ろう。
普段使いしていないものにまで時間割いても、なにも自分は困らない。

行き当たりばったりで生きているから、どうにも自分の人生が不毛に感じることがある。
別に、離婚しなくて良かったんじゃあ。結婚しなくて良かったんじゃあ。
いちいち長生きしなくて良かったんじゃあ。
生まれてこなくて良かったんじゃあ。

結局、そんな考えに走ってしまう。

不毛。


まあ、死ねないのだから仕方ない。
なら、自分は自分と付き合うしかない。

美味しい物食べて、新鮮な空気吸って、大好きなもので自分を満たしてあげれば、鬱々とした気持ちはどこかへ消えてしまう。

さあ、1歩ずつ手続き済ませよう。
名義変更して、本来の自分と社会で認識されている私を一致させよう。

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