感情を押し付けられて、｢やるかやらないかでしょ｣と詰め寄られるのが苦手だ。

｢できるかできないか｣でしょ、と自分は思う。
そして私は大抵周りのみんなよりうまくできない。どんくさくて、足を引っ張る。

当たりがハズレかで言えば、ハズレだ。

私はそれがよく分かっているのに、周り(特に面倒見がいい人)は、｢何事も慣れだよ｣｢気持ちが大事だよ｣｢頑張って｣と、やらないことを許さない。

自分に期待してないから、相手にも期待しないし、自分を信じてないから、相手も信じない。

｢それじゃいつまで経っても次に行けないよ。自分を大事にしてこそ、誰かを大切にできるようになるんだよ｣と言われ、次とかいらないから早くこの世から完全に消え去る方法が知りたいと内心愚痴る。

声に出して言わないのは、言っても無駄だからだ。

ゲームやアニメのように勧善懲悪で、できなかったことが努力と研鑽の結果できるようになりたい。

積み上げというのは途方もない道で、本当に生きてる限りずっと地獄を味わい続けるならさっさと終わりにしたかった。

ずっとネガティブな自動思考を繰り返してるから、私は｢積み上げ｣というのが苦手だ。

現在事務補佐員として働いているけれど、事務っていうのは専門家とはいいがたく、替えがきく人材だと思うから、いつお前はもう要らないと三行半をつけられるかヒヤヒヤしてる。

一応、禁固刑以上のものを喰らわない限り、いきなりもうお前来なくていいと言われることは無いらしいが、それにしたって心許ない。

じゃあ、私は必要なのか？

この世に存在してる理由はなんだ？
ただ、死ねないから生きてるだけなのだが、つい答えのない問を悶々と考えてしまう。
まどろっこしい。

秘書検定3級がきになっている。
不安で動けない、迷う、ということを避けるために一般常識を身につけるのは良い対策だと思う。

ビジネス著作権検定も、昔から気になってて未だに勉強が中途半端だ。

将来自分を助けてくれるものに、サービス管理責任者とか情報系の資格やTOEIC、簿記色々目移りしているんだけど、いつもそこでぐるぐるしてる。

生きるのが辛くて息苦しくなり、発散するために娯楽で息継ぎをする。
漫画喫茶で気になっているマンガを読む。友だちに誘われた映画に行ってみる。動画提供サービスで話題のドラマを見て、気分転換をする。

それでようやく少し気が晴れる。
ちょっと腰を入れてやってみようかなんて気持ちになる。
世の中の人は、一体どうやって生活を回してるんだ。

本当に分からない。

けれど、今日行った発達障害当事者会は、結局各々が取り巻いてる環境の中で悩み困り手探りでできることを探して実践してるような感じだった。
そして、そこに答えなんてない。
なんでもないことを話す。そうして気持ちがほぐれる。気持ちがダラっとする。みんな、がんばってるんだな。苦しいのはわたしだけじゃないんだなと安心する。

それなのに、帰りは泣けてきた。
生理一日目だからかやたらナーバスになって、うだつの上がらない自分を取り巻く感情やコンディションが鬱陶しくて仕方なかった。
、甘くておいしいものを食べて、元気なエネルギーをチャージしてあげようかとおもったが、残念ながら心躍るものが目に入らない。
ここに私のためだけのお金を使うのも、結局あとあと自分が困るだけだよなと思うと余計にお金を使うのを躊躇う。
ああ、嫌だね。