コロナの中、地方美容室が12月と変わらない売上を上げられた理由。
5月も終わり、6月がスタートしました。
まだまだコロナの影響がある美容室も多いかと思います。
私が経営する美容室は福島県というところで小さな美容室を経営しておりますが、4月の売り上げは12月の40%減。
『いやいや、売上減ってんじゃんかよ!』
と思ったnoteを見て頂いているあなた!
ナイスツッコミです。笑
4月に関しては、予約の受け入れを停止し、実質休業状態にしていました。
5月に関しては、昨対比200%越え(スタッフ数増えているので)
昨年12月の売上とほぼ変わらず。
むしろ出勤日数は減った状態での結果です。
ここで誤解を招いてしまうのが、決して自慢をしたいのではなく、この状況でも売上が変わらず、むしろ時間生産性的には上がっている状況をどう作っているか。
うちのお店はマンツーマンサロンですので、必要以上に客数をこなすのは難しいです。
スタッフさんには残業はさせませんし強制的に週2日、休んでもらっています。
私個人の売上に至っては、一昨年の最高売上を出した実動が26日に対し、先月5月の実動は19日。
売上は変わりません。
実動が7日減ったのにも関わらず、売上は変わらない。むしろそれ以上になっております。
今までなんの特別感もなくやってきたことが、こういう状況下において力を発揮できるのは、美容室を経営するにおいても安心感があります。
そして、サロンに立つ時間を減らし、情報発信や自己成長、サロンの成長へと繋げております。
余談ですが、近々もう一人スタッフさんを増やす予定です。
そのための改装の真っ最中です。
この状況下、美容業界の生き残りが顕著に現れる時代ですね。
改めて無駄な経費の見直し、生活コストの見直し、集客の見直し、労働環境の見直し
やることは盛りだくさんです。
決してこの状況をただ待っている状態にはならないはず。
私は集客の見直しを行い、宣伝広告費を
10万円から3万5千円に見直しました。
今の状況だからかもしれませんが、集客数は全く変わりません。費用対効果が爆上げです。
(もう数ヶ月様子みますが)
労働環境も見直しました。
以前から改善しようとしていた予定を前倒しし、今回にもってきました。
この状況下において、時短営業を迫られた美容室は多いはずです。
私の経営する美容室でも実際行いました。
この時短営業を逆手に取り、時短営業の中でどこまで以前の売上に迫れるかが勝負です。
そして見事に時短営業の中でも、売上の変動はありませんでした。
営業時間を実質1時間30分短くしました。
早く営業が終わって不満があるスタッフさんはおそらくごくわずかです。
今の状況を逆手に取り、スタッフさんの雇用環境を見つめ直すのも手です。
今の現状、たくさんの困難な状況の方がたくさんいらっしゃると思います。
でも、落ち込んでいたり下を向いていても何も変わりません。
ただ待つのか、逆手に取るのか。
今後の美容業界が激変するのは確かかと思っています。
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