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ライターがYouTuberになるメリットについて語ってみる

ゆっくり動画作成者から顔出しYouTuberになって早2か月。

一時はチャンネル登録者の減少がありましたが、今では微増傾向にあります。何とか持ち直せました。

先日、全力で作った動画がコケたことで月内1万人には到達しませんでしたが、来月中には必達するつもりで計画を練っているところです。

と、前置きはこれくらいにしてココからが本題です。

私が「Youtubeをやる」のはもちろん広告収益が目的ですが、それだけではありません。

最優先目的は、仕事の獲得と単価の向上にあります。

ファンが付いているライターでなければ単価が上がらないというのは実際にクライアント様から言われたことですし、腕一本で食べている自営業者としては自分の影響力を拡大するのはいいことです。

顔出しYouTuberになって変わったこと

まず第一に仕事を取りやすくなりました。

先月、ほとんど半年ぶりくらいにランサーズに提案を出したのですが、その際に自分の動画URLを張り付けたら受注に結び付きました。

受注できたのはライティングではなくて動画制作(動画編集ではありません)なのですが、1人のクライアント様とは2本目以降も継続中、もう一人のクライアント様は初任給位の金額で10カ月継続予定(初回発注アリ)です。

思えば継続2年目に突入した直契約クライアント様のライティング仕事でも面接で過去動画を見てもらいましたし、やはり動画の威力は圧倒的です。

履歴書や職務経歴書も大事ですが、実際に1人で20分も喋っているのをみればどんな人間か察しが付く、というところかと。

私がYouTube動画を活用して獲得した仕事を金額に換算すれば数百万円は下だらないと思います。

そんなワケで個人的には顔出しYouTuberになってからいいことずくめ。現時点において営業活動に動画を使うという計画は成功しつつある、と言えるでしょう。

YouTubeは優秀な営業ツールなのでライターに限らずフリーランスだったら是非とも活用すべき!と強くプッシュします。

顔出しYouTubeになる上で注意すべき事

いいことずくめ、とはいいましたが誰でも上手く行くとは限りませんしある程度の覚悟は必要です。

まずネガティブな書き込みを受ける事があります。

ルックスをけなしたり、罵詈雑言を吐く人はメッチャいます。顔出しを始めた頃は全レスしていたのですが、クソみたいな書き込みをする人に誠心誠意相対してもクソみたいな返事しか返ってこないので今ではおかしなアカウントはブロックしています。

※もちろん本当に対話を求める人には本気でレスを返しています。こちらも新たな知見など得られるものが多く、コメント欄がコンテンツになるので最高です。

なので、ある程度叩かれる覚悟は必要かと思います。

しかし誹謗中傷は自分の価値をリアルに判定される点に耐えられるか、という問題に比べれば些末なものです。

YouTubeで喋ると、自分の非言語情報が丸出しになります。ライティングならある程度「型」があるので問題にならなかった自分の弱点を隠せません。

私も1本目の時はどうなる事かとハラハラしましたが、幸いにして好意的な書き込みが多く、また「先生の授業」のように見えるらしいです。

アインズ様に学ぶ錯覚資産の重要性と活用方法【教養としてのエンタメ】

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動画を作成する上でロジカルに語ろう、とは心がけていましたが、先生っぽく語ろうと思ったことはなかったのでこの反応は盲点でした。

1本目から好意的なコメントやキャラ付けがされたので良かったですが、これが逆転して「神経質なオタク語り」になっていたらと思うとゾッとします。メチャクチャ撮りなおしてよかった・・・(汗)

錯覚資産を使うなら覚悟を決める

自分をより大きく賢く見せる錯覚資産の濫用は主に情報教材の分野で猖獗を極めています。成功者ムーブ&ハンドルネームで煽りまくって高額商品を売り逃げするような焼き畑をするのなら、それはそれで一つの商売でしょう。

しかし顔出しで同じことは出来ません。企業から継続的に仕事をもらい、仕事を通じて社会に価値を還元するのなら、見せ方は工夫するにせよある程度等身大の自分をさらす必要があります。

もっとも社会人は全員そうやって自分の価値を判定されながら仕事をしているワケですから、ライターだって同じことをするというだけの事です。

本名も素顔も声さえ明らかにせずお金を稼ぐっていうのは会社に秘密に出来る点で副業向きですが、スケールしずらいです。特に私のような凡人が完全匿名で影響力を獲得したり仕事を得るには限界があると感じます。

そんなワケで長くなりましたが、まとめると下記の通りになります。

ライター(に限らずフリーランス全般)は顔出しYouTuberになるべき

顔出しYoutuberになるとコンテンツが自分の営業資料や履歴書になる

叩かれるリスクを覚悟すること

動画には自分の人品骨柄がダイレクトに反映されるので、自分の価値を高める努力が必要。

私のような凡人には完全匿名で稼ぐのは限界がある。

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