え?、税収増えたの?。

先日の日経新聞から…。

2020年度の税収が、過去最高の60.8兆円!。法人税や消費税が「上振れ」したのが要因とのこと。

え?、税収、増えたの?。


ってのが正直な感想…。コロナで事業者は赤字なはず…。なのに増えたって、どうこと?、って思いません?。

ここで思い浮かんだあることが…。

補助金だ!、助成金だ!。

仕事柄、決算書を見る機会が多く、補助金は「雑収入」に計上、課税所得となることを、「へぇー」と思ってました。

コロナ禍において、「持続化給付金」をはじめとする各種補助金、「雇用調整助成金」をはじめとする各種助成金が、たくさん出ました。これって…、ということで検証してみましょう。


まずは、持続化給付金(経営産業省の代表格)。


経済産業省の「持続化給付金」のQ&A。Q15.に「課税対象」と明記されています。「ものづくり補助金」などの各種補助金も、ほぼ同様。

補助金を受け取ること自体は非課税、補助金を元手に設備投資などをした場合、消費税がかかるのも要チェックです。


次に雇用調整助成金(厚生労働省の代表格)。


問7.にあるように、雇用調整助成金は「課税の対象」となるのです。


これでわかるでしょうが、補助金、助成金を貰って、黒字計上した場合、法人税か課税されるのです!。

今回は「法人税」にフォーカスしましたが、個人事業主さんの事業税も基本同じです。

まあ、「先に補助金や助成金で支援するから、『急場』を凌いだら、税金を国に払ってね♫」ってところですかね♫。

#コロナ #補助金 #助成金 #法人税 #事業税



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