得体の知れない「地域おこし協力隊」
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「地域おこし協力隊のnoteをはじめませんか?」
考えれば考えるほど、面倒くさそうだと思った。
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得体の知れない地域おこし協力隊
埼玉県秩父郡皆野町(みなのまち)の
地域おこし協力隊として、活動し始めてから半年。
活動や町報で、地域おこし協力隊(計2名)の認知は高まっているらしい。
ただ、
「何をやってるかわからない」
「最近みなのんちに出入りする人が増えている」
「みなのんちは誰でも入っていいところなのか?」
「結局、身内で変なことやってるんじゃないのか?」
などなど色んな声が届いているそう。
つまりは「得体の知れない」状態。
「得体の知れないもの」を人は嫌う。怖がる。恐れる。煙たがる。
オバケと一緒だ。
町の皆にとって、僕はオバケ。
それは、きっと、多分、良くない。
オバケと一緒では人は安心して暮らせない。
正しい発信をする
この「得体の知れない」を払拭する為に、
地域おこし活動の「正しい発信」をしましょう、と。
「地域おこし協力隊のnoteをはじめませんか?」、と。
いつもお世話になっている、町役場のS課長に提案された。
どうやら隣町の横瀬町の活動記録もnoteでやってるみたい。
僕は基本的に何か始める時は
「とりあえずやってみて、軌道修正していく」スタイルなので、
とりあえず「やってみます」と、お受けした。
noteを始めるメリット
noteで記録を残していくことのメリットは沢山ある。
これは僕のポートフォリオとなる。僕の歴史。地域おこしの歴史にもなる。
町の皆にnoteを読んでもらえれば、僕という人間が多少わかってもらえるはず。
そうすれば「得体の知れないオバケ」から、
「存在は見えるゾンビ」くらいにはランクアップ(?)するだろう。
上手く行けば、町おこしの一つの参考書になりうるかも知れない。
OVER THINKの沼
ただ、いざ始めようと思ったら、
「色々と面倒くさいなー」と思い始めてきた。
いつもの行動する前の「OVER THINKING」だ。
頭だけいい奴ほど、行動しない。もうGOOD NIGHT。
そうならない為に、いつもは深く考えずに飛び込んでいたが、
どうやらまた沼にハマってしまったようだ。
やらされる仕事
「やらされる仕事」がどうしても苦手で、
僕の場合、物書きなんかにはモロに出る。
例えば「活動記録に関する500文字の記事を毎月3回投稿してください。」
なんて依頼を受けたら、○月31日まで書けない。3つとも。
そしてその30日間は頭の片隅にずっと「記事を書かなきゃ」があるだろう。
シコリのように。多分、全然休めない。
そしてそして提出ギリギリに書いた記事は、
どうにかして500文字を埋めたようにしか思えないような、
読者が可哀想になるくらいつまらない記事になる。
だから、結局誰も幸せにならないならやりたくないと思った。
(この「得体の知れないを払拭する」について地域おこしの相棒のじんちゃんと話をしている間に、実はまた新たにアイデアが生まれたんだけど、それはまた別の記事で書きます。)
ものすごい面倒くさがり屋の、ものすごい面倒くさそうな活動
僕はこの半年、地域おこしとして結構色々やって来た。
そしてそれは人からしたら
「ものすごく面倒くさい」と思えるようなものも多数ある。
例えば、
・缶バッヂを10種類デザインして、500個手作業で作る
・「みんなの部活」というプラットフォームを作って部長を5個掛け持ちしながら宣伝し、活動報告をあげ、部員募集をする
・「みなのサミット」という集会を作り、場所や時間や人の調整をして司会と議事録を取るを、毎月やる
・「みなのんち」の中をほぼ自力でリフォームする
・「片付け部」を作って人の家や倉庫の片付けをボランティアで手伝う
などなど
(この辺りも今度記事に残そうと思う)
この「ものすごく面倒くさい事」を「面倒くさがり屋」の僕が何故できたのか?
その答えは「マインドシフト」にある。
僕の原動力
「面倒くさいこと」なんて今までいくらでもやってきた。
でも僕の活動の原動力は「お金」や「誰かの笑顔」なんてものでもなく
ただただ「面白い」から。
僕は死ぬ間際の言葉を「あー面白かった!」にしようと決めている。
それくらい「面白いこと」が好きだ。
「ワクワクすること」と言い換えてもいい。
とにかく地域おこし協力隊で今までやって来たことは全部「面白かった」。
逆にいえば面白くなかったらなるべくやりたくない。
出しきれず、中途半端になるからだ。
中途半端にやるくらいならやらない方がいい。
でも面白い事に対しては存分にパワーを発揮する。
本当に「面白いかどうか」が僕の原動力の基準。
面白くする術
だからこそ「一見面白くないもの」を「面白くする術」には長けている。
これだけは本当に自信がある。
今まで作って来たものも、面白くしてきたという自負がある。
「noteの記事を書く」のは「面倒くさい」がずっと勝っちゃってたのだ。
でも今は少し面白くできそうな、やれそうな気がしている。
やり方は模索しているし、まだ感覚的なものだけど。それでいい。
「面白い」の匂いがある。そういう鼻はきく。
これを読んだ町おこしに興味ある人が、
いつかつながってくれる可能性だってあるしね。
とは言え、かなりの飽き性でもあるので、突然終わることもある。
あまり期待しないで見守ってもらえると嬉しい。です。
「面白い」の追求者
僕の名前はレンタロー。37歳。山羊座のA型。ENFP。ギターは下手くそ。
バンの後部を寝たり生活できるように改造して、
日本をバンライフで漂流していたら、皆野町に辿り着き、
この町が好きになり、地域おこし協力隊になった。
まだ活動を始めて半年の半人前だけど、
誰よりも「面白いこと」を企画する自信だけはある。
この町で叶えたい夢が沢山ある。
もし「一緒にやろう」と言ってくれる人がいるなら嬉しい。
夢についての記事はまた後で書く。
僕は大抵、皆野町の駅前にある「みなのんち」に常駐しているので、
よかったらいつでも会いに来てほしい。
一緒に「面白いこと」を考えて実現しよう。
ではまた。
皆野町地域おこし協力隊 レンタロー
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