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【ベース製作】ウクレレベース 製作記録①(製作準備)

以前、興味本位でウクレレベースを手に入れたんです。Aliexpressで確か1万ちょいだったかな。

演奏したことある人なら皆ご存知かと思いますが、この楽器、うどんの様な弦の為にチューニングが安定しない。それこそ一曲演奏する間に狂っちゃう。なのでチョーキングして音合わせながら、という困った演奏技術が必要になるんです。
届いたその日にフレットレスにすればいいかな、と思ったものの、そんなに弾いてもいない楽器のフレット抜くのは忍びない。

予備の弦が1セット付属してた事を思い出し、足りない部品手に入れて一本新たに作ればいい事に気付きます。習作を兼ねてるので今回もやっぱり廃材で作ろうと決意。

バンド仲間の建材屋さんから貰った端材(ダグラスファかな)が丁度いい厚みだったのでネックはコレで。弦の張力からするとトラスロッドも不要だと判断し、ダグラスファの曲げ弾性率を信じて補強レスで作っちゃう。

側面形状を決めたら指板部分だけを帯鋸でスライス、そしてヘッドの断面形状を自作のスピンドルサンダで仕上げちゃう。指板切り出したのはわざと接着構造にして曲げ強度を高めるのと経時変化を抑制しようって目論見です。

Aliexpressで入手したペグに合わせてペグ穴を開け、ペグを仮止め。深ザグリ穴なので少し大変。

次にボディのテンプレを作ります。某F社のエレキマンドリンが大きさも近いので、パクりインスパイアすることに。

どうせならピックガードも同デザインで。ガレージに転がっていたベニヤ板から切り出しちゃう。

PUにはピエゾを使うのですが、フィンガーレストが欲しいのでPBのPUっぽいのを作ります。PBのピックガードにハマるように手で削り出す。

ブリッジもフィンガーレスト同様に欅の端材から。丸鋸でサドル溝を掘ったら後は適当に形作ります。

これらを試しにテンプレに置いてみる。

もう、勝確ですね!

続く)

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