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【工具DIY】フレンチクリートの製作

どんどん増えていく工具って片付けるの大変。特にギター作りを始めてからは整理が付かなくなって、使いたい工具を何処に仕舞ったのか分からずいつも右往左往。

そんな中海外DIYerの間で噂の整理方法、「フレンチクリート」なる壁掛け構造を見掛けたんだけどとても良さげ。シンプルな構造でかつ自由度が高そうなので、試しに作ってみます。フレンチクリートって要は壁にクサビを付けて、引っかける相手と噛み合わせてロックするだけの仕掛け。シンプルなのですぐ作れそう。
一枚の板を45度でカットして片側を壁に、もう一方を掛けたい台に付けて、お互いを噛み合わせることで固定します。ポイントはB側の右の様にAと密着する面を設けること。コレでAとBが噛み合った時に落ちなくなる構造なんですね。

本来は壁に直接組み込むんだけど、生憎ガレージの壁は棚で埋まってる。なので前に作ったツールワゴンに壁を作り、そこへフレンチクリートを構築してみることに。

コレ前に作ったツールワゴン、工具が溢れエライ事になってます。一旦全てを下ろしてアルミ型材を柱にベニヤ板を固定して壁を立てます。

次に木材を挽き、フレンチクリート作り。適当な厚さに切り出した板の端面を丸のこで斜め45度にカットすればレールは完成。先程の壁に並べて固定し壁面の出来上がりです。

壁の準備が出来たので、ココからは片付けたい工具毎に収納を作るだけ。仕舞う台を作ったら背面に先程作ったクリートを付ければ壁の何処へでも掛けられる様になるんですね。

まずは手ヤスリから。

次にキッチンタオル掛け。

ペン立ては裏山の竹を、ハンマー台の支柱はテントの折れたポールを流用します。スクレーパー台は木に切り込み入れただけ。

ノミはひと目で刃幅が分かるように、並べて収納出来る台にします。

目立てヤスリもスクレーパーと同じ、端材に切り込み入れるだけ。

ホールソーやトリマビットなどは棚で整理。ちょっとだけ傾いて仕舞えるようにしたのが拘り。

スコヤが一番見失うんデスよね。なので一目見て分かる様に並べます。

そろそろこの辺りで壁がいっぱいになっちゃったので、ひとまずはこれくらいに留めます。

全体的にはこんな感じ。雑然とはしてますが随分と使いやすくなってます。

ほとんどお金掛からないのが正義ですね。コレ全部廃材(パレットや端材)なので0円、ええ感じ!

だけど整理はまだ続きます。収納は難しいッス。

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