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損益分岐点とは?

よく耳にする言葉で”損益分岐点”というのがあります。
言葉の定義は、【黒字と赤字の交差点】と言えるでしょう。
損益分岐点を上回ったら黒字になるし、下回ったら赤字になるのです。

使われるのは「損益分岐点売上高」です。
固定費を賄うことができる売上高であれば利益は出ますし、
逆に、固定費を賄うことができない売上高であれば利益は出ません。

ここでポイントは、粗利益の存在です。

なぜなら、売上高は自社でコントロールできるものではありません。
売上高は、お客さんが会社の価値に共感してくれる人が多ければ大きくなりますし、逆に会社の価値に共感してくれる人が少なければ小さいのです。

粗利高は売上高から材料や仕入高などの変動費を差し引いて求められます。
なので、如何に材料や仕入高の無駄を無くして調達すれば、自社でコントロールできるのです。

ただ、固定費には人件費が含まれていて、大きな割合を占めています。
ここの部分をDX化などを活用して、利益の出る会社の体質に変えていくことが求められます。

今までの延長線上の思考では、突破できない壁があります。
思考を大胆に変えることで光が見えてくるものです。

まずは、現状を把握することから始めて見ましょう。
損益分岐点は、経営にとって大事な指標になること間違いなしです。

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