働く

自分の実力以上の力を出す時間管理術

締切をつくる

「いつまでにやるか」を具体的に決めること。
シンプルにこれだけで、実力以上の力を出せます。

なぜ?医学的な理由あり。

この記事によると、脳内物質が関係しているといいます。

ノルアドレナリンは集中力を高め、脳機能を活性化します。アドレナリンは筋力をアップし、身体能力を高めます。

追い込まれたときに力が出るように人間はつくられているようです。
つまり、意図的にこういう状態にもっていくことで普段では出なかったような力を出すことができます。

実例紹介

僕はスプレッドシートを使って、このように締切効果を使っています。
・コアタイムを決める(個人的には10:00-16:00がベスト・赤線のところ)
・今日終わらせるべき重要なタスクを3つ出す
・90分×3本で集中のピークを作る(黄色の範囲)

これは今日使ったスプレッドシートです。
開始時間と終了時間を入力すると、経過時間が自動入力されます。
ちょっとした小ワザですが、「Ctlr」 + 「Shift」 +「 : 」でタイムスタンプ(現在の時刻)が押せるので、わざわざ入力せずともワンタッチで入力できるのがいいところです。これをやってみて様々な変化がありました。

・昼ごはんの時間を12:00から16:00以降に変えた。
・理由は昼はどこも混むし、食べると眠くなるから。
・コアタイムを設定して、10:00-16:00は集中する時間にした。
・終わりを意識するようになった。
・シングルタスクになった。
・チャットツールの返信に追われて仕事したと錯覚する症候群から逃れた。
・経過時間が見える化されたことによって、常に効率化を考えるように。
・結果、移動中等のスキマ時間にメールの下書き作るなど工夫が増えた。
・一日の実働時間が秒単位で見えるようになった。
・労働時間に対してどれだけ価値を生み出せたか振り返る習慣がついた。

全体像(サンプル)

メリハリが大事

締切を作ることで、脳内物質が分泌され、普段出せない力を出せるようになるのは確かです。でも、ずっと緊張状態であれば、逆に疲弊していきます。火事場の馬鹿力は火事が珍しいから出るのであって、毎日火事ではそんな力はでません。大事なのはバランス。そのために僕は比較的集中しやすい10:00-16:00といいうコアタイムを設定しました。そしてその6時間の中で更に集中する90分×3本というピークタイムを設定しました。逆に10:00-16:00以外の時間は、デスクを整理したり、おやつを食べたり、youtubeみたりして、かなり緩めに過ごしています。こうやって一日の中に三段階くらい違うテンションの時間帯を意図的に設定することで、高いパフォーマンスを出せるようになっていきます。

騙されたと思って

自分で締め切りをつくって、実際にやった時間を記録するだけというシンプルな方法ですが、ものすごく効果があります。まずいちばん簡単な方法は、誰かに何かを依頼されたらその場で「〇日の○時には出します」と納期を切ること。自分自身の実力以上のものが出るのは間違いなく、頼んだ側からしたら頼もしく信頼できそうにみえます。そして宣言した納期よりちょっとだけ早く終わらせると信頼感は更に増します。簡単にできて、いい事ずくめの「締切効果」、こっそり使ってみてはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?