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【アーカイブ公開中】session7. 商店街の再定義から未来を照らす

※これは、2022年9月22日~23日に開催された「リノベーションまちづくりサミット2022@沼津」のアーカイブ動画です。
※本内容はイベント開催時点の情報です。

session7
【商店街の再定義】から未来を照らす

全国各地で商店街が新たな役割を求められています。商業としての再生を目指す商店街ももちろんたくさんありますが、注目すべきは、商店街で暮らすという新たな取り組み。黒崎(北九州)や柳ヶ瀬(岐阜)では、商店街の中にシェアハウスも誕生、小さなエリアに新たな店舗が出店して、住・職・遊の選択肢を商店街の中につくりだしています。また東長崎(東京都豊島区)では、カフェや共同住宅がまちに溶け込み、既存コミュニティと新コミュニティの新たな関係性を築きはじめました。商店街はこれからどう変わるのか。3つの事例からヒントを探ります。

モデレーター

青木 純 / まめくらし
生まれ育った東京都豊島区の池袋を舞台にリノベーションまちづくりやウォーカブル推進の公民連携事業を推進する。南池袋公園・グリーン大通りを舞台に2017年から取組む『IKEBUKURO LIVING LOOP』ではイベントや実験からハード整備につなげ、新たなまちの個性となる「まちなかリビングのある日常」の風景を地元企業と共創している。コミュニティが価値を育む「青豆ハウス」「高円寺アパートメント」等の企画運営を通して主宰する「大家の学校」で愛ある大家の育成にも取組む。2021年より国土交通省『「ひと」と「くらし」の未来研究会』コアアドバイザー。奈良市公園マネジメント基本計画策定委員。

登壇者

福岡 佐知子 / 株式会社寿百家店 代表取締役 / 株式会社三角形 代表取締役
1978年生まれ。福岡県行橋市出身。山口大学大学院(博物・芸術論)修士課程修了。公立文化施設やアートNPOでの経験を経て、2012年より北九州市八幡西区黒崎でまちづくりに関わりはじめる。2015年PR・企画部門を法人化、2016年昼はオフィス、夜はワインバーとなる「TR▲NSIT」を開業。2017年12月よりデリカテッセン「コトブキッチン」。2020年5月株式会社寿百家店設立、テナント転貸とシェアハウス事業をはじめる。


末永 三樹 / 株式会社ミユキデザイン 代表取締役 / 柳ヶ瀬を楽しいまちにする株式会社 クリエイティブディレクター
1977年岐阜生まれ。一級建築士。明治大学理工学部建築学科卒業。設計事務所勤務を経て2012年に「ミユキデザイン」を設立。2016年には「柳ヶ瀬を楽しいまちにする株式会社」を仲間たちと共同設立し、クリエイティブディレクターを務める。「あるものはいかそう、ないものはつくろう」を理念に、建築的な視点を持って「まちをアップデートし、次世代へ手渡す」ことを目指し、大小さまざまな設計、デザイン、企画・プロモーションなど包括的に考え実践する。一児の母。

アリソン 理恵 / 一級建築士事務所ara 代表
一級建築士事務所ara主宰。コーヒーショップ・マイアマイア、ギャラリーキオスク・I AM共同主宰。東京藝術大学非常勤講師。 オーストラリア、東京の設計事務所勤務を経て、2020年夫のヴォーンと共に東長崎に拠点を移し、まちとともにある設計事務所やカフェのあり方を模索中。