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昭憲皇太后御歌「花といふ花みなすぎて大庭の若葉すずしくしげるころかな」

*御歌(みうた)とは皇后陛下が作られた歌を指します。

昭憲皇太后御歌(昭和40年)

「花といふ花みなすぎて大庭の若葉すずしくしげるころかな」


「花という花がすべて過ぎてしまい、広い庭には若葉が涼しげに茂る頃だなあ。」


具体的には、春の花が咲き終わり、初夏に移り変わる頃を描写しています。花が終わって庭は若葉に覆われ、若々しい緑が涼しげに茂っている様子を詠んでいます。この句は、季節の移り変わりと、それに伴う自然の美しさを表現しています。

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