5年間歩み続けた「ユニコラ」の世界
自分にとって、「ユニコラ」とはなんだろう?作る意味ってなんだろう?
そう自分に問いかけたときがありました。去年の5月あたりだったと思います。某チームから「エンブレム等の使用について」リリースがありました。僕はこのリリースを見て、冒頭の問いかけを自分に聞いてみて、最終的に「引退」という言葉に行きつきました。あの時はたくさん作品を作ってきたし、個人的には引退してもいいかなと思っていました。
しかし、引退を決めたはいいものの「何か」がまだ自分の心の中で残っているような感じがしました。その「何か」が自分ではわからないまま、時間だけが経過していくばかりでした。
そもそもユニコラってなんぞやと思う方もいらっしゃると思いますので、作り始めた経緯も含めて説明しておこうと思います。
ユニコラとは、「好きなキャラが好きなスポーツチームのユニフォームを着ているように加工したもの」です。この記事に載せている画像がユニコラになります(トプ画はレノファ山口FC×木之本桜)。
5年前、ある1つのユニコラをTwitterで拝見したことから自分のユニコラライフは始まります。当時はユニコラの右も左もわからず加工の「か」の字すら無縁でしたが、その1つの作品を見て「自分もこういう加工ができるようになりたい、一つの趣味として確立していきたい」と思うようになり、4年前からユニコラ制作を始めさせていただきました。あの時は推しのレノファだけでなく、いろいろなチームで作ってみようと。その方が楽しいし技術も少しずつ身につくだろうと思っていました。それから、今日に至るまで依頼品含めておよそ100作品は作ってきたと思います。
話を元に戻していこうと思います。引退を決めたけど、自分の中で残っている「何か」がわからないまま2ヶ月が過ぎた7月。その「何か」がようやくわかった気がしました。
「ユニコラは俺が『心から楽しめるもの』だろ」
自分の心がそう訴えてきました。
心から楽しめるもの...なにかと飽き性な自分が長期間続けてこれたのはレノファ応援に続いて2つ目だと思います。そして、冒頭の問いかけに対する答えでもあると思いました。
自分の中に残っていた「何か」がわかった瞬間、すぐ作品を作ろうとiPhoneを手に取りお絵描きアプリを使ってユニコラ制作を再開。2ヶ月間何もしてこなかった自分にとって、「やっぱりユニコラって楽しい」という気持ちで満たされました。
それから今日まで、不定期ではありますがユニコラ制作を続けている状況です。某チームが出した一つのリリースがあったからこそ自分がユニコラを作る意義というのを再認識できましたし、作品のクオリティ向上のためのモチベーションアップにもなっています。
2021年シーズンはレノファ山口のみで作っていますが、恐らく2022年シーズン以降もレノファ山口でのみ作っていくと思います。やはり自分が応援しているチームですし何よりも地元・山口県のサッカーチームですから、作っていて非常に楽しいです。
最後に...ユニコラという文化が少しずつ衰退していき、専門の絵師さんも引退等で減っていく中、今後は「レノファユニコラといえばあの人だよね」と言われるような存在になりたいと思っています。
これからもキャラクター1人1人に「維新のオレンジ魂」を吹き込んでいけるよう頑張っていきます。
初noteで拙い文章でしたが、読んでくださった皆様ありがとうございました。2021年シーズン作った作品をいくつか載せておこうと思いますので、見てくださると幸せます。
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