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売り場づくりの基本は3つ!

こんにちは!
店舗コンサルタント養成講座16期生の岡田れのです。

「頑張って売り場づくりをしているつもりなのに、なかなか売り上げが伸びない」
そんなお悩みをお持ちの経営者・売り場担当者の方はいらっしゃいませんか?

この記事では、売り場づくりの超基本をご紹介します。ここで紹介するポイントを実践し、売り場を作り変えることで「売れる売り場」を実現できる可能性が高まります!

はじめに

今の時代は「財布の紐が固い」お客様が多くいらっしゃいます。原因は物価高。

店頭に立って働いている方なら、このような言葉を聞いたことがありませんか?

「この商品ほしいけど値段が…」
「高いからネットで買おう」

「物価高だから仕方ない」そのような考え方では売り上げを上げることができません!売り上げを上げるには、お客様の要求に合わせ「戦略的にお店を作る」しかないのです。

①売り場の現状確認

まず、最低限これだけは今すぐに確認してください。

それは、
1.売り場が清潔であるか
2.売り場が快適であるか

自分がお客様として来店した場合、商品にほっこりがかぶっている、床が砂や油などで汚れている、長時間いると疲れるなど、そんなお店で商品を買いたいですか?買ったとしてもリピートする方は少ないです。

商品はいいのに売り場が残念という理由でお客様を取り逃してる店舗は数多く存在します。実際そういったことができていないお店は、お客様が離れ最終的に廃業となってしまうのです。小さな配慮ですが、お客様は意外と細かなところまで見ています。そのため、清潔さ快適さをまずは意識してみてください。

売り場づくりの超基本!

②お店の立地の強みと弱みの把握

あなたは自分のお店の立地を”正確に”把握していますか?
売り場づくりの前に「立地」を知ることも非常に重要です。なぜならこれを最大限生かして売り場売り場を作っていくからです。

ただ闇雲に販売しても、地域や周りの環境に合わない商品を売っても売り上げは上がりません。

例えば、立地が道路に面しているのか、一本入った場所にあるのかでお客様の人数や流れが異なり、入店入り口の向きやレイアウトが変わってきます。

一本入ったところにお店がある場合、お店の間口を開放的にして、店内に入りやすい雰囲気を作り出すこと、道を横切るお客様にお店を認識してもらうために店頭ウィンドウに商品をディスプレイし注目を集める必要があります。プラスで店頭ウィンドウには人気商品を陳列し、お客様が立ち寄りやすくし、とにかく丁寧な接客を心がけるとさらに良いです!

このようにまずは立地を正確に把握し、その立地にあった売り場づくりを行っていくことが非常に重要です。

③来店されるお客様にどんな方が多いのか知る

お店の立地と同じくらい重要なことが、「どんなお客様が多く来店されているか知ること」です。
衣類を販売しているお店はある程度ターゲットが絞られていますが、飲食店や雑貨屋さんなどは意外にも客層を把握できていないところが多くあります。

客層によって、陳列方法や販売促進の展開方法、コンセプトなどが変わってくるため把握しておきたいものです。
そこでアンケートなどを実施し、お客様情報を摑んでください。お客様情報を摑むポイントは全部で4つです。

1.どのような年齢・職業のお客様が来店されているか
2.どの地域から来店されているか
3.どんな交通手段で来店されているのか
4.何曜日のどの時間帯に来店することが多いのか

このポイントを抑えることで、現在の品ぞろえ、目玉商品を売り出す時間帯などが適切であるか見直してみてください。

アンケートはポイントカード作成時や接客の中で集めてメモを取るなどしていきましょう。ここで気を付けてほしいのが、お客様のライフスタイルは常に更新されているということ。数か月後には古いものとなっている場合があるため、情報の更新を心がけるとよいです。ここを徹底することで、お客様の好みなどの変化にいち早く対応することができるようになります。

アンケート用紙(例)

まとめ

お店作りの基本は3つ。
・売り場が清潔且つ快適であること
・お店の立地を正確に把握すること
・来店されるお客様にどういった方が多いかを知ること

レイアウトよりも先に実施しないと、せっかく時間をかけて作り上げた売り場がお客様には全く刺さらないという状況が起き、打ち上げが低迷してしまいます。
この3つができていないなら、まずはこの基本3つを徹底してみてください。立地やお客様のことを知るだけで、売上が伸びるようになります。Sぜひ実践してみてください。

今後も売り場づくりについて、有益な情報を発信していくのでお楽しみに!
次回はお客様の買い物パターンからレイアウトを作成する方法を発信します!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
※アンケート用紙はご自由にお使いください。


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