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インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)【愛称:世界のベスト】 ーアクティブファンドを眺めてみよう #27

アクティブファンドを眺めてみて、そのファンドから

「企業価値を探究しているか?」

そんなオーラが感じられるかをメンバーの皆さんにお尋ねするシリーズの第27回です。

前回はこちらです。

今回眺めてみるのは


インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)【愛称:世界のベスト】

です。

眺めてみよう、と思った理由は、最近、時々このファンドの名前を目にすることが増えたからです。

ウエルスアドバイザーのページです。

https://www.wealthadvisor.co.jp/FundData/MonthlyCapital.do?fnc=1999010702

世界のベストが4ファンド合計で 5000 億円を突破。 5 月で 77 カ月連続での純資金流入を記録 
- 2023 年 5 月のインベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし> (毎月決算型)への純資金流入額は、日本の追加型公募投信の中で、 月間第1位を記録 -

https://www.invesco.com/content/dam/invesco/jp/ja/pdf/press-release/2023/Press_Release_2023June_GlobalBest.pdf

77ヶ月連続で資金純流入。受益者からの支持が窺えます。

もう一つ関心を惹きつけられたのがその長い運用実績です。1999年1月設定で20年超の実績を持っています。

受益権総口数で資金純流出入を眺めてみるのですが、上述の通り、77ヶ月ですから6年以上資金流入しているということで今回は割愛します。

交付目論見書

投資先の選択の際に、重視されるものとして「成長」「配当」「割安」が挙げられています。

ポートフォリオをつくり、マネージしていくプロセスは次のように説明されています。

特設ページにはこんなチャートがありました。

https://www.invesco.com/jp/ja/individual-investor/funds/featured-funds/global-best.html

「割安度」を測るモノサシとして予想PERを材料としていることが窺えます。

月次レポート

Webページで確認できるのは、最新の月次レポートのみ となっているようです。

組み入れ上位10社の説明は各社4行程度。

丁寧に説明されているようにも感じます。事業内容の紹介に加えて、何を評価しているかも述べられている例が多いですね。

ファンド運営については具体的に述べられている印象はありますが、4月のレポートと見比べることができないため、「4月に新規で購入した」のはこの1社なのかどうか、わからないのがちょっぴり残念に思いました。

2023年1月〜3月の四半期レポートも提供されていました。

新たに投資開始した投資先、保有株式を全売却した投資先が具体的に示されている点は素晴らしいですね。四半期の間でのポートフォリオ、投資先の入れ替えはこれが全てなのか、一部なのか、説明が欲しいところですね。

この「特性値」の開示は素晴らしいと思います。ROEが高く感じますね。予想PERだけでなくPBRも一緒に示されていたらな、と思います。

パフォーマンス

比較のモノサシとして20年超の運用実績がある下記のファンドを選びました。

ステート・ストリート外国株式インデックスは、日本を除く先進国企業の株価指数、MSCIコクサイに連動を目指すインデックスファンドです。

5年、10年、15年、20年でローリングリターンを比較しました。

5年

ローリングリターン 5年

データ期間数は233。世界のベストの 65勝168敗です。2011年6月末〜2016年6月末以降、2018年5月末〜2023年5月末まで84期間連続でアンダーパフォームです。

10年

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