コムジェストさんの月次レポートを読む! #11 (2022年3月末)
コムジェスト・アセットマネジメントさんがファンド運営に携わっている3つの #アクティブファンド の月次レポートを読んでみる
コムジェストさんの月次レポートを読む!
前回はこちら。
3つのファンドとは
ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)【愛称:エマージング・セレクト(成長)】
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・世界株式ファンド
3つのファンドの投資先の選別、投資判断を行なっているのが
コムジェスト・アセットマネジメント さんです。
今回は日本株式ファンドの投資先で上位10社に登場している
#日本空港ビルデング さんをちょこっと眺めてみます。
日本空港ビルデング
業績推移です。
2022年3月期第二四半期の決算説明資料から です。
コロナ禍により大幅な減収、そして赤字決算を余儀なくされています。
一方で、2019年3月期以前に目を向けると増収増益トレンドをつくりつつあったことが見て取れます。
収益性も高めつつありました。
バランスシートです。
キャッシュフローを見ると、積極的に投資していることが見て取れます。オリンピックに向けて、ということがあったのでしょうね。
市場の評価です。
旅客需要の本格的な回復が近づいてきているのを感じますが、その実現が業績にどう表れるのか、市場の評価がどうなるのか注目ですね。
ちなみに、日本株式ファンドが投資を始めたのは2020年4-6月期です(こちら)。
ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)【愛称:エマージング・セレクト(成長)】
2017年10月に設定されたファンドです。
主に新興国の会社に投資しています。
純資産総額、受益権総口数の推移です。
2022年3月は前月末比で受益権総口数が増加、ファンドへの資金純流入となりました。3ヶ月連続の資金純流入です。
投資先の概況はこんな推移となっています。
投資先は前月末から1減、35社。
ファンドでの比率 上位10社です。
前月末との比較では3社が入れ替わりました。
1年前、2021年3月末との比較では6社が入れ替わっています。
パフォーマンス。3年リターンの推移。新興国株式のインデックスファンドと比較してみました。
ここまで0勝18敗となっています。
ファンドの月次レポートです。
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド
2021年3月に設定されたファンドです。
日本の会社が主な投資対象です。
純資産総額・受益権総口数です。
2022年3月は前月末比で受益権総口数が減少、ファンドへの資金純流出となりました。2ヶ月連続の資金純流入とはなりませんでした。
投資先の業種別推移です。
2022年2月末の投資先は前月末から1社増、43社。
上位10社です。
2022年3月末では、前月末から2社入れ替わり。
組入期はマザーファンドの決算期です。2021年12月の決算期が「6」です。
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・世界株式ファンド
2021年3月に設定されたファンドです。
世界中(日本含む)の会社に投資するファンドです。
純資産総額・受益権総口数です。
こちらは前月末比で受益権総口数が増加、ファンドからの資金純流入となりました。
投資先の推移です。販売用資料を参考にしました。
2022年3月末、投資先は前月末から1社増、38社に。
コミュニケーション・サービス、一般消費財・サービスが順位を上げました。
日本と中国が入れ替わりました。
上位10社です。
2022年3月末、前月末から2社入れ替わっています。2020年12月末からは5社入れ替わっています。
投資先紹介は、
日本株式ファンドから 第一生命ホールディングス、オリエンタルランド
世界株式ファンドから ASMLホールディング、LVMHモエヘネシールイヴィトンが紹介されています。
3つのファンドの投資先の会社を眺めていると好奇心が刺激されます。
来月も楽しみです。
日本株式ファンドの第1期 運用報告書を眺めてみました。
有料ですが、ご興味あれば。
マガジンもつくりました。コムジェストさんのファンドを一緒に定点観測、ウオッチしてみようとお感じになったらフォローのご検討をお願いします!
サポート頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://note.com/renny/n/n944cba12dcf5