債券とREITとコモディティと私


投資に偏見」の有料販売開始から約2年半。

以来、感じたこと、考えたこと、疑問、発見を綴る、のが、

このマガジン"「お金持ち」より「お株持ち」"です。

今回のテーマは

債券とREITとコモディティと私

です。

「お株持ち」を目指している私が「株式」のinvestに取り組むのは当然なのですが、債券やREIT(不動産)やコモディティのinvestをどのように考えているかについて書いてみます。

まず

コモディティ

です。一言です。

私自身のinvestの対象ではありません。全く興味無し。

長く保有したところで価値が高まるわけではありませんから。

株式や債券と違う値動きをする資産クラスをポートフォリオに加えて、ポートフォリオ全体のリスクを抑えたい、という意図でコモディティを選好する人もいるんでしょう。その判断を否定しませんし、「人それぞれ」です。

「invest」とは「身に付ける(着ける)」という意味だと私は捉えています。金やら原油やら銅やら(それらの先物)を「身に付ける」ということですよね。想像してください、金をぶら下げて歩きまわる・・・

これらは近い将来換金化する宿命にあるものです。短期で値段が騰がる、つまり高く売れるかもしれませんが、長く身に付けているようなものではありません。騰がるか下がるかを当てるギャンブル的な色合いを抜くことは不可能でしょう。

続いて

REIT(不動産)

です。

こちらは時間をかけるとその価値が高まる可能性があるかもしれません。investの対象として「興味ゼロ」というわけではありません。しかし、自分自身のポートフォリオにREITを組み込む、追加することはいまのところ全く考えていません。私自身の総資産の中に占める不動産の割合が相当に高いからです。簡単に言うと、自宅マンションが総資産でかなり大きな割合を占めている、ということです。REITをポートフォリオに組み入れることは不動産への傾斜を強めるということだと理解しています。

この文脈でいうと、海外REITはアリじゃない?ということになるかもしれませんね。しかし、今現在、ポートフォリオへの組入れは全く考えていません。時間をかけると価値が高まる可能性はゼロではありませんが、期待リターンの観点で株式に比べると魅力が乏しい、というのが私の結論です。invest可能なお金をわざわざ海外REITに振り向けることに意味を見出せません。

一円でも多くリスク資産にお金を投じたい、「お金持ちになりたい」という人にとっては、REITをポートフォリオに組み入れることで、ポートフォリオ全体のリスクを抑えて期待リターンを維持したい、ということなのでしょうね。それでリスク資産へのエクスポージャーの総額を増やせるのかもしれません。この考え方を否定するつもりは一切ありません。「お金持ち」目指してご健闘してください。

最後に

債券

です。


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