「SBIプレミアムチョイス」に選ばれたファンドの月次レポート #月次レポート研究所
月次レポート研究所 です。
先日、当研究所の吉田さんがつくってくださった記事です。
僕も11本のファンドの月次レポートを確認してみました。
チェックポイントは次の8つです。
閲覧可能月数
投資先の紹介 はどこまでか(組入比率のみか、会社の概要を添えているか)
組み入れ上位を何社開示しているか
組み入れ上位の業種はどこまで開示しているか
投資先の規模別構成比の開示の有無
投資行動が報告されているか(投資先の異動。そのほかには調査、分析、対話の内容)
運用状況等に当てられたページ数
メンバー紹介の有無
「投資行動」の項目の評価は恣意的なものです。
個人的には、その1ヶ月で新しい投資先を何社加えたか、全ての保有株式を売却した(EXITした)会社が何社あったか、を明瞭に報告してくれる姿勢を期待しています。これを完璧にこなしていると見られるのは、おそらくですが、コモンズ30ファンドのみかもしれません。
具体的な会社名を挙げるかどうか、は別として、どんな異動をその1ヶ月に実施したのか、アクティブファンドの行動のなかで投資先の異動は、もっとも重要なものの一つだと考えます。
閲覧可能月数
この項目列を黄色で塗ったのは、過去の月次レポートをどれだけ遡れるか、は非常に重要だと考えているからです。
数年前の月次レポートを遡ってみて、レポートの体裁、形式、報告内容の質、量に変化はないか、投資先はどうなっているか(ガラッと入れ替わっているか、変わらず保有が続いている会社がいくつもあるか)、そうした内容を確認できるか否か、は、情報開示の基本中の基本ではないでしょうか。その点で閲覧可能月数が「1」のファンドは「質の高い情報開示」という”SBI プレミアムチョイス”の要件を満たしているんですかね、、、
ぜひ現物を見比べてください!
独断と偏見で、Excellent, Good, ??? という順で評価を付けました。
Excellent
Good
野村未来トレンド発見ファンド Bコース(為替ヘッジなし) 愛称:先見の明
モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジなし)
???
One国内株オープン(自由演技)
フィデリティ・米国株式ファンド Bコース (資産成長型・為替ヘッジなし)
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
こちらのファンド、月次レポート以外に別途全ての投資先を開示しているのは評価しています。
iTrust世界株式 愛称: 世界代表~勝ち組企業厳選~
キャピタル世界株式ファンド
Excellent にステップアップするファンドが出てきてほしいです。
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