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改訂版 一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門(著・竹川美奈子さん)


上の写真左側が2013年1月に出版された【初版】、右側が出版されたばかりの【改訂版】。この2つの本の間には5年半という歳月が流れています。

上記のブログでも5年半前と今の私自身のポートフォリオを比較してみたのですが、さらに掘り下げてみたのが下記の表です。保有している(していた)ファンド等の比率順に並べてみました。

2013年1月末時点では上位10本に入っていなかった、セゾン資産形成の達人ファンドが2018年8月末時点では2番目になっています。2013年1月末時点でもこのファンドを保有していたのですが、当時は19番目だったのです。2014年に利用を開始したNISAでのメインのファンドとして、保有していたファンドの解約して積み上げた結果です。

セゾン資産形成の達人ファンドと出会わなかったら、保有していなかったであろう、ファンドが「スパークス『厳選投資』」です。

2013年1月末当時は1口も保有していなかったファンドです。セゾン資産形成の達人ファンドにこの『厳選投資』とほぼ同じ投資哲学、ポートフォリオの【スパークス・長期厳選・日本株ファンド<適格機関投資家限定>】が組み入れられていて、それをきっかけにその存在を知り、興味を持って調べて、

このファンドにもコツコツ投資するようになりました。今にして思えば、もっと早くお付き合いを始めておきたかったファンドです。アクティブ投信で一番大事なことは「コストじゃないよ」ということを教えてくれたファンドなんですよね。

今回の竹川美奈子さんの『改訂版 一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門』の"第5章 納得できるアクティブ投信の選び方"で5つのPを情報開示資料でチェックしよう!と説明されているのですが、そこでのサンプルとして好例として使われているのが、この『厳選投資』の目論見書や月次レポートでした。

目論見書

http://www.sparx.co.jp/mutual/uploads/pdf/prosk-gen.pdf

月次レポート

http://www.sparx.co.jp/mutual/uploads/pdf/gen.pdf


一部例外もあると感じていますが、スパークス・アセットマネジメントの投信の開示資料は素晴らしい内容のものが多いと感じています。

ブログにも書きましたが、目論見書、運用報告書、月次レポート等の開示資料をきちんと読んで、そのファンドがどんな世界観(というと大袈裟かな)を持っているのか「納得」して選ぶべきじゃないか、という考え方がもっと広く浸透して欲しいし、それがアクティブ投信の情報開示の充実につながって、アクティブ投信を検討する投資家の裾野を広げてくれるものと思います。


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