「お株持ち」を目指す、ファンドの選び方
「投資に偏見」の有料販売開始から約2年半。以来、感じたこと、考えたこと、疑問、発見を綴る、のが、このマガジン"「お金持ち」より「お株持ち」"です。
今回のテーマは
「お株持ち」を目指す、ファンドの選び方
です。と、その前に。
そもそも、なぜファンドなの?
その通りです。よくよく考えると、このマガジンではここまで「ファンド(投資信託)」に大きく、完全に偏っています。
「お株持ち」を目指すなら・・・
個々の会社の株式を1つ1つ、買っていくべきでは?
そのようにお考えになる方もいらっしゃるでしょう。「お株持ち」を目指すのに、個々の会社の株式を買っていくのも一つの実践法だと思います。
しかし、「お株持ち」を目指すのに、ファンド(投資信託)を私は選びます。おそらく、ずっと選び続けることでしょう。
私がファンドを選ぶ理由。
その1 自分で決めた好きな金額分だけ買付けることができるから。なお、今後のこのマガジンの展開にも影響するのですが、好きな金額分だけ解約する、換金することができるというのも非常に重要なポイントです。
その2 一度に沢山の会社の株式を保有することができるから。ファンドを一度買付ければ、すぐに数十社(場合によっては数千社)の株式を保有することになります。まさに「お株持ち」ですね。
その3 ファンドマネジャーが自分では全く知らなかった会社をさがして、みつけて、しらべて、その会社が魅力的だったら、その株式を買ってきてくれるから。魅力的でなくなったら売却してくれるから。その会社の株式を保有すべきか、保有すべきでないか、保有する株式をどれだけの量保有するか、その判断をファンドマネジャーに委ねることになります。ただし、同様のことは株価指数に連動するように運用されているインデックスファンドでも、一部当てはまります。保有すべきか、保有すべきでないか、それを決めるのは指数を算出する人たちです。TOPIXのインデックスファンドであれば東京証券取引所、日経225のインデックスファンドであれば日本経済新聞社、MSCIコクサイであればMSCIです。保有すべき株式をどれだけの量保有すべきかを決めるのは市場です。
その4 (一部のファンドに限定されますが、)保有している会社との「対話」等の働きかけを通じて、その会社がさらに魅力的になってくるよう手助けしたり、不祥事を起こした場合には「再発防止」を求めるなど叱咤激励したりすることができるから。この点について、指摘されることはあまり無いような印象を持っています。しかしながら、今後、ファンドを通じて投資する場合の重要なポイントになってくる可能性があるかもしれない、と想像しています。上記の「個々の会社を1つ1つ、買っていく」という行動を個人投資家が続けたとしても、この面を実践することは実効性に疑問があります。最近では、上場会社の中には、個人投資家と接する機会を増やそうと努力している会社もありますが、お金を束ねたファンドのマネジャーとの「対話」を通じて届けられる意見、苦言はより重要度の高いものと、会社も捉えざるを得ないのではないでしょうか。
以上 4つの理由から、私はこれからもファンド(投資信託)を利用して「お株持ち」を目指します。
そろそろ本題に入りましょうか。
「お株持ち」を目指す、ファンドの選び方
私自身のinvestにおいて、どんな基準でファンドを選ぶか、について書いてみます。
大前提ですが、ファンドを選ぶ前に以下の点はしっかり確認しておく必要があります。
その1 自身のポートフォリオの時価の確認。その時価が突如半分の評価に下落しても問題ないか。
これについては、このマガジンで何度も強調していることですが、自分のポートフォリオの時価が半分になってしまって「それは困る!」と少しでも感じる時点で、そのポートフォリオのサイズは私のリスク許容度を超えているのです。すぐにポートフォリオのサイズを適切なサイズまで小さくする、つまり、保有しているファンドの一部を解約、換金します。上述の通り、こうしたケースに直面した場合の換金し易さはファンド(投資信託)の優れた点だと私は評価しています。
このポイントをクリアできたら、次のチェックポイント。
その2 自分は何を目指しているのか?「お金持ち」?「お株持ち」?
investを長く続けるために最も大事なことは、自分が何を目指しているか、そのために適切な実践であるか、この問いに対して自分なりの答えを持っていること、その答えに深く納得していることです。ここがブレていると、深まっていかないと長い継続は非常に難しいものになります。
「お金持ち」を目指す!
そんな人は、1円でも多く、効率良くお金を増やすためにはどんな実践をすべきか、をお考え下さい。詳しくは こちら をご覧になってご参考にしてください。
私は
「お株持ち」を目指す!
のです。
ファンド選びで最も大事な基準は
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