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企業価値を探究するファンドで企業価値増大を楽しむ投資

2020年2月に始めた定期購読マガジン「アクティブファンドを眺めてみよう」を改称。 新しいマガジンの名前は 企業価値を探究するファンドで企業価値増大を楽しむ投資 です。 非常に数… もっと読む
株式投資(since 2003)、ブログ発信(since 2005)の投資家rennyが毎月追加で… もっと詳しく
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2023年9月の記事一覧

グランドレベル、1階革命の田中元子さんのお話を透明書店さんでお聞きしました

透明書店さんのイベント「稀人たちのエピソードゼロ 気鋭のスモールビジネスの、始まりのお話。」に参加してきました。 イベント参加の理由きわめてシンプルです。イベントにご登壇の田中元子さんが始められた喫茶ランドリー。我が家から徒歩15分くらいの場所にあり、一度、田中さんのお話を聞いてみたい、と思ったからです。 先日、予習?のために店舗にお邪魔してきました。 田中さんの、あなたはどこから来たのか あなたはここでなにをしているのか あなたはこれからどこへ行くのか が語られました

スパークス 『アジア厳選投資』 『少数精鋭』ウオッチ #9 (2023年8月末)

2023年から2つのファンドの月次定点観測をはじめました。 スパークス・新・国際優良アジア株ファンド(愛称:アジア厳選投資) スパークス・少数精鋭・日本株ファンド この2つのファンド。 アジア厳選投資は2021年から、少数精鋭は2022年から、毎月コツコツと買い足しています。 前回の記事はこちらです。 最初に受益権総口数の推移からです。 受益権総口数の推移アジア厳選投資 設定来の推移です。 2023年8月は前月末比で受益権総口数が減少、ファンドから資金純流出

コムジェストさんの月次レポートを読む! #28 (2023年8月末)

コムジェスト・アセットマネジメントさんがファンド運営に携わっている3つのアクティブファンド の月次レポートを読んでみる コムジェストさんの月次レポートを読む! 前回はこちら。 3つのファンドとは ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)【愛称:エマージング・セレクト(成長)】 ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド から改称した  SBI・コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド ESGフォーカス コムジェ

noteメンバーシップの名前を 「会社がスキな投資家」の企業価値増大を楽しむ投資 に変更しました

2023年9月23日、鎌倉投信さんの年に一度のイベント、受益者総会が横浜で催されました。 鎌倉投信さんには13年以上お世話になっています。昨日の受益者総会は4年ぶりのリアル開催。京都での前回は参加したのですが、今回は都合が合わず、、、参加を見送りました。 でも何かできないかな、と考え、X(twitter)で「受益者総会」のポストを見つけたらリポストして拡散して、ちょっとでも盛り上げたいな、とポストを見つけるたびにリポストしました(そしたら、ポストされていた方から”鎌倉投信

パフォーマンス比較 アルファ 2023年9月22日付 #35

独断と偏見で選んで注目するアクティブファンドのパフォーマンスを定点観測するシリーズです。 パフォーマンス比較 アルファ 2023年9月22日付 をお届けします。 定期購読マガジン「アクティブファンドを眺めてみた」をご購読の方、メンバーシップ「データを共有しますプラン」の方にこの定点観測の記事をお届けします。 2023年注目しているファンド

「高配当株投資」は、お金が好きな投資、会社が好きな投資のいずれでしょうか

ろくすけさんの記事です。 と違和感の理由を述べられていますが、その通りだと思います。 利益、事業で得た現金を、事業への再投資はほどほどに投資家に還元する。そうした資本配分を否定するものではありませんが、投資家への還元を最優先にして、事業への再投資は優先順位を下げるのは理解に苦しみます。 そうした行動を投資先に求めるのは、「お金が好きな投資」に当たります。配当で受け取った現金をどう使うのか、それは投資家それぞれですが、その現金でまた別の投資先を探しているのだとしたら、それ

東中野・雑談さんでポッドキャスト収録した翌日、クラシコム・佐藤友子さんに勇気づけられ妄想が膨らんだ話

先月つくった記事です。 この記事の中の「やりたいこと、やってみたいこと」に向けての第一歩を踏み出すことができました。その「やりたいこと、やってみたいこと」とは ポッドキャストのイベントを東中野雑談でやってみたい先日、東中野の雑談さんで初めてポッドキャストを収録しました。 投資家のShimoyamaさんをお迎えしました。「投資って何ですか」をテーマにインタビューみたいな対談です。 ポッドキャストづくりにご協力してくださったShimoyamaさんに大感謝です、ありがとうご

保有資産の「メンテナンス」と、日記 2023年9月 第3部

自分の「資産」の中には、投資信託、株式が非常に多く含まれています。その「資産」がどういう状態にあるのか、将来に向けてより大きな価値を創造、実現してくれそうか、それを自分なりに調べてみる、考えてみる。 これが「メンテナンス」です。 具体的に言うと、投資信託を通じて関わっている会社、株式を保有している会社、それらの財務や業績、事業内容をちょこっと眺めてみる。この作業を指します。実際のところ、かなりの数、たぶん何百社の単位になると思います、の会社に関わっているので、その全てを眺

三井住友・中小型株ファンド ウオッチ #45 / フランクリン・テンプルトン・グローバル・プレミア小型株ファンド ウオッチ #49 (2023年8月末)

2023年から 三井住友・中小型株ファンド、フランクリン・テンプルトン・プレミア小型株ファンド この2つのファンドの月次定点観測をまとめています。 2016年から毎月買い足している 三井住友・中小型株ファンド 2019年2月から毎月買い足している バックナンバーは以下のページからご覧ください。 受益権総口数から確認してみます。 受益権総口数の推移三井住友・中小型株ファンド 2023年8月は前月末比で受益権総口数増=ファンドへの資金純流入となりました。3ヶ月連続の

ベイリー・ギフォード/ロイヤル・マイル ウオッチ #43  (2023年8月末)

2020年3月から毎月追加投資しています。 このファンドの定点観測です。 純資産総額と受益権総口数21ヶ月連続で受益権総口数が前月末から増加、ファンドへの資金純流入となりました。8月は前月末比 2.23億口の増加と2ヶ月連続で1億口超えとなりました。 2023年9月19日時点では、以下の通りです。 受益権総口数は360.3億口。 8月末との比較では0.37億口減少となっています。 22ヶ月連続の資金純流入となるか、ちょっとピンチ?。 信託期間を無期限に!  楽

スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンド ウオッチ #105 / スパークス『華咲く中小型』ウオッチ #55 (2023年8月末) 

2023年、以下の2つのファンドの定点観測を1つの記事にまとめることにしました。 1つ目のファンド「対話の力」は2014年12月、2つ目のファンド「華咲く中小型」は2019年2月からお世話になっているファンドです。 前回の定点観測です。 それでは、投資先、ポートフォリオからチェックしてみます。 投資先・ポートフォリオ対話の力

投資、株式投資を説明するためのスライドをつくってみた

投資家としてのこれまでの経歴、今大事にしているキーワードをスライドにまとめてみました。 ↑のスライドの原典『株式投資の本来あるべき姿 について話し合いましょう』をぜひご覧ください。 重要なのはアクティブ activeではなく actual だということです。 市場平均をモノサシにして「勝った」「負けた」あるいは「負けない」「追随、連動を目指す」というのは、それは果たして本質的に「投資」と呼べるのだろうか、という問いかけです。 「負けない」「コスト」「今、ナンボ」「価

JPMザ・ジャパン ーアクティブファンドを眺めてみよう #35

アクティブファンドを眺めてみて、そのファンドから 「企業価値を探究しているか?」 そんなオーラが感じられるかをメンバーの皆さんにお尋ねするシリーズの第35回です。 これまでの眺めてみた軌跡を収載したマガジンは こちら です。 今回眺めてみるのは JPMザ・ジャパンです。 1999年12月に設定されたこのファンド。眺めてみよう、そう考えた理由は、この本を知ったからです。 ここ最近、ほとんど見ていなかったこのファンド。一時期、大きな注目を浴びていた記憶があります。

アクティブファンドだったら、ポートフォリオのバリュエーション水準、ポートフォリオの特性を示してほしい

アクティブファンドとは? あらためて調べてみます。 Googleで最初に出てきたページです。 多くの人たちは「指数(インデックス)を上回る」運用目標に注意を寄せているように感じます。実際に出た結果、基準価額の騰落率をインデックスと照らして「勝った」「負けた」と。 「勝った」「負けた」の原因はどこにあるのか。これまた多くの人が「フィー(コスト)」という主張をしているように感じられます。フィーの差が影響しているのは間違いありません。しかし、より大きな影響を与えているのは、保