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企業価値を探究するファンドで企業価値増大を楽しむ投資

2020年2月に始めた定期購読マガジン「アクティブファンドを眺めてみよう」を改称。 新しいマガジンの名前は 企業価値を探究するファンドで企業価値増大を楽しむ投資 です。 非常に数… もっと読む
株式投資(since 2003)、ブログ発信(since 2005)の投資家rennyが毎月追加で… もっと詳しく
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2023年7月の記事一覧

コムジェストさんの月次レポートを読む! #26 (2023年6月末)

コムジェスト・アセットマネジメントさんがファンド運営に携わっている3つのアクティブファンド の月次レポートを読んでみる コムジェストさんの月次レポートを読む! 前回はこちら。 3つのファンドとは ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)【愛称:エマージング・セレクト(成長)】 ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・世界株式ファンド 3つのファンドの投資先の選別、投

分散と集中のあいだ

投資家、ろくすけさんの記事です。 ろくすけさんのポートフォリオから感じるのは「厳選」「集中」です。ろくすけさんのポートフォリオは以下の記事で示されています。 ろくすけさんの1つ目の記事を拝見して、ちょっぴり驚いたことがありました。 ろくすけさん、インデックスファンドを保有されていたんだ!と。 記事でも述べられていますがろくすけさんの株式投資のスタートはインデックスファンドだったそうです(この辺りについては こちら もご覧になってみてください)。 インデックスファンド

ウエルスアドバイザーの「国際株式型」分類、運用歴10年以上のファンド (2023年6月末) #80

「国内株式型」と同様、定点観測を続けてきた「国際株式型」版です。 ウエルスアドバイザーさんのカテゴリーで「国際株式型」とされている、運用実績10年超のファンド。そのパフォーマンスのデータをこれまで6年以上、定点観測してきました。 この定点観測をきっかけにして、興味深いファンドをいくつか見つけることができました。この結果で気になったファンド、そのファンドのポートフォリオ、投資先の入れ替え状況、月次レポート等の情報発信を調べていく感じです。こうした過程で見つけたファンドも以下

コモンズ投信さんのイベントで、クラシコム社長 青木さんのお話を聴いてきた話

昨日、都内で催されたイベントにお邪魔しました。 クラシコム社長の青木さんがゲストとしてご登壇されました。 クラシコムさんは「北欧、暮らしの道具店」を運営しています。 クラシコムさんは、昨年上場。その上場前から、コモンズ投信さんはお付き合いがあり、現在、運営中のファンド、ザ・2020ビジョンの投資先の1社となっています。 今回のイベントは、青木さんの「個人投資家がどんなことを考えているのかを知りたいので、対話の機会を持ちたい」という希望がきっかけで実現した、とコモンズ投

スパークス 『アジア厳選投資』 『少数精鋭』ウオッチ #7 (2023年6月末)

2023年から2つのファンドの月次定点観測をはじめました。 スパークス・新・国際優良アジア株ファンド(愛称:アジア厳選投資) スパークス・少数精鋭・日本株ファンド この2つのファンド。 アジア厳選投資は2021年から、少数精鋭は2022年から、毎月コツコツと買い足しています。 前回の記事はこちらです。 最初にアジア厳選投資からです。 アジア厳選投資最新の月次レポート は こちら。 上位10社、ポートフォリオ 投資先の数は前月末から3減で30社になっています。

三井住友・中小型株ファンド ウオッチ #43 / フランクリン・テンプルトン・グローバル・プレミア小型株ファンド ウオッチ #47 (2023年6月末)

2023年から 三井住友・中小型株ファンド、フランクリン・テンプルトン・プレミア小型株ファンド この2つのファンドの月次定点観測をまとめています。 2016年から毎月買い足している 三井住友・中小型株ファンド 2019年2月から毎月買い足している バックナンバーは以下のページからご覧ください。 ポートフォリオから確認してみます。 三井住友・中小型株ファンドポートフォリオ、投資先 上位10社 投資先は前月末から3増、95社です。業種別トップ10に順位の変動はありま

モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジなし) ーアクティブファンドを眺めてみよう #30

アクティブファンドを眺めてみて、そのファンドから 「企業価値を探究しているか?」 そんなオーラが感じられるかをメンバーの皆さんにお尋ねするシリーズの第30回です。 これまでの29回を収載したマガジンです。 今回眺めてみるのは モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジなし) 以降、”グロプレ”で表記します。 目論見書 によると、ファンドの特色として と述べられています。 受益権総口数の推移 受益権総口数の推移が「企業価値を探究して

18年続けたブログのおかげで積み上がった「資産」の話

先日参加したイベント(↑)でのQ&Aセッションにて。 社会人2年目の方が、長くブログ等で発信し続けることができる理由、良かったことについて質問されました。 イベントで、その質問を受けられたあかしゆかさんのnoteの一番最初の記事の結びです。 イベントでも、このニュアンス、トーンで、あかしさんはご質問者に回答されていました。 人の記憶はとても頼りないと僕も思います。僕自身、ブログを17、18年続けてきました。ほぼ毎日更新しています(たまに「予約投稿」の力を借りますけれど

パフォーマンス比較 アルファ 2023年7月21日付 #33

独断と偏見で選んで注目するアクティブファンドのパフォーマンスを定点観測するシリーズです。 パフォーマンス比較 アルファ 2023年7月21日付 をお届けします。 定期購読マガジン「アクティブファンドを眺めてみた」をご購読の方、メンバーシップ「データを共有しますプラン」の方にこの定点観測の記事をお届けします。 2023年注目しているファンド

ベイリー・ギフォード/ロイヤル・マイル ウオッチ #41  (2023年6月末)

2020年3月から毎月追加投資しています。 このファンドの定点観測です。 ポートフォリオの現況・投資先上位10社最新の月次レポートからです。 https://www.am.mufg.jp/pdf/geppou/253406/253406_202306.pdf 投資先数は37社。前月末との比較では増減なしです。業種別で「一般消費財・サービス」がトップになりました。 レポートによると とのことです。 純資産総額と受益権総口数19ヶ月連続で受益権総口数が前月末から増

『農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね』ウオッチ #51 / おおぶねJAPAN(日本選抜)、おおぶねグローバル(長期厳選) ウオッチ #39 (2023年6月末)

2023年から 『おおぶね』シリーズの月次定点観測をひとまとめにしました。 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね 農林中金<パートナーズ>おおぶねJAPAN(日本選抜) 農林中金<パートナーズ>おおぶねグローバル(長期厳選) この3つのファンドです。毎月、コツコツと買い足しています。 定点観測のバックナンバーは下記のリンクからご覧ください。 まずは ファンドを通じて「オーナー」になっている投資先です。

”余計なことしないで、インデックス投資だけすればいい”にモヤモヤした話

↑の記事「厳選の3冊」に選んだのが #お金のむこうに人がいる です。 その本の著者、田内学さんの記事を読みました。 ”余計なことしないで、インデックス投資だけすればいい”田内さんが投資のアドバイスを今求められたら、こう助言させるそうです。こう助言される理由は記事でご説明されています。 ふーん、そうなんだ、と思うところもありますが、モヤモヤというか疑問というかそういうものが浮かんでしまいます。 モヤモヤ その1 ”余計なことしないで、インデックス投資だけすればいい”

投資先の会社をちょこっと眺めてみた ー2023年7月 保有資産の「メンテナンス」

先日、定期購読マガジンの読者のみなさんにご案内しました。 「投資先をちょこっと眺めてみた」をファンドの定点観測記事とは別につくりますこの記事がその「別の記事」に該当します。 投資先の会社をちょこっと眺めてみる、これって保有資産の「メンテナンス」だなと思いましてこのタイトルにしてみました。 こちらの記事の運用ですが、毎月、記事を1つつくります。そこに「メンテナンス」の内容を少しずつ付け加えていきます。 それと「おまけ」として”日記”もこの記事に書くようにします。 保有

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) ーアクティブファンドを眺めてみよう #29

アクティブファンドを眺めてみて、そのファンドから 「企業価値を探究しているか?」 そんなオーラが感じられるかをメンバーの皆さんにお尋ねするシリーズの第29回です。 前回はこちらです。 今回眺めてみるのは アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) 目論見書 によると、ファンドの特色として と述べられています。 受益権総口数の推移 受益権総口数の推移が「企業価値を探究しているか」否かとの関係は直接ありません(個人の考えです)が、ファ