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企業価値を探究するファンドで企業価値増大を楽しむ投資

2020年2月に始めた定期購読マガジン「アクティブファンドを眺めてみよう」を改称。 新しいマガジンの名前は 企業価値を探究するファンドで企業価値増大を楽しむ投資 です。 非常に数… もっと読む
株式投資(since 2003)、ブログ発信(since 2005)の投資家rennyが毎月追加で… もっと詳しく
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2023年6月の記事一覧

IRの変化で「企業価値」に注目する、関心を寄せる投資家を増やせる。という妄想(仮説)

今日で6月も終わり。早いですね、今年も半分が過ぎ去りました。 6月は株主総会シーズン。今年はこれまで以上に盛り上がり?を見せたように思いました。 なかでも、ニデックさん。ろくすけさんのブログはライブ感たっぷりの素晴らしい記事でした。 4つの記事に分かれていますが、全てご覧になることを強くお勧めします。 永守さんのこれらの発言が強く印象に残りました。 「同じ船に乗る」あるいは「陸で待つ船主」。船に乗っているか、船の帰りを待っているか、は、表現こそちょっぴり違えど、ほぼ

インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)【愛称:世界のベスト】 ーアクティブファンドを眺めてみよう #27

アクティブファンドを眺めてみて、そのファンドから 「企業価値を探究しているか?」 そんなオーラが感じられるかをメンバーの皆さんにお尋ねするシリーズの第27回です。 前回はこちらです。 今回眺めてみるのは インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)【愛称:世界のベスト】です。 眺めてみよう、と思った理由は、最近、時々このファンドの名前を目にすることが増えたからです。 ウエルスアドバイザーのページです。 77ヶ月連続で資金純流入。受益者からの

スパークス 『アジア厳選投資』 『少数精鋭』ウオッチ #6 (2023年5月末)

2023年から2つのファンドの月次定点観測をはじめました。 スパークス・新・国際優良アジア株ファンド(愛称:アジア厳選投資) スパークス・少数精鋭・日本株ファンド この2つのファンド。 アジア厳選投資は2021年から、少数精鋭は2022年から、毎月コツコツと買い足しています。 前回の記事はこちらです。 最初にアジア厳選投資からです。 アジア厳選投資最新の月次レポート は こちら。 上位10社、ポートフォリオ 投資先の数は前月末から増減なしで32社になっていま

【Subscribers Only】 2023年6月

定期購読マガジン をご購読のみなさま、メンバーシップ「データを共有します」プラン のメンバーのみなさま、ご購読ありがとうございます! 今月は5年以上保有していたファンドを解約しました。まずはそのお話から。 今月の投資行動

ひふみ投信 ウオッチ #138 / ひふみワールド ウオッチ #40 (2023年5月末)

2023年からこの2つのファンドの定点観測をまとめてます。 定点観測のバックナンバーです。 まずは投資先の会社、ポートフォリオです。 投資先、ポートフォリオひふみ投信 https://hifumi.rheos.jp/fund/toushin/pdf/report202305.pdf 2023年5月末の上位10社、2023年2月末の上位30社です。 2023年5月末、上位10社で全体の18.3%になっています。 1年前、2022年5月末時点、2022年2月末時点で

マンガでわかる お金を増やす思考法 (監修・奥野一成さん) を読んでみた

今年も半年が過ぎようとしています。1月から、一部のnoteの記事をつくる際に「パーソナル編集者」の みずのけいすけ さんに伴走していただいてます。記事のテーマの検討、記事の中身の構成や表現のブラッシュアップ、記事づくりの様々なプロセスで壁打ち相手として沢山のアドバイスを頂いてきました。 そのみずのさんと一緒に創った記事をまとめたマガジンです。ぜひ覗いてみてください。 みずのさんとの協働、共創でアウトプットに向けていく過程での学び、気づき、発見はたくさんあったのですが、最も

ウエルスアドバイザーの「国際株式型」分類、運用歴10年以上のファンド (2023年5月末) #79

「国内株式型」と同様、定点観測を続けてきた「国際株式型」版です。 ウエルスアドバイザーさんのカテゴリーで「国際株式型」とされている、運用実績10年超のファンド。そのパフォーマンスのデータをこれまで6年以上、定点観測してきました。 この定点観測をきっかけにして、興味深いファンドをいくつか見つけることができました。この結果で気になったファンド、そのファンドのポートフォリオ、投資先の入れ替え状況、月次レポート等の情報発信を調べていく感じです。こうした過程で見つけたファンドも以下

三井住友・中小型株ファンド ウオッチ #42 / フランクリン・テンプルトン・グローバル・プレミア小型株ファンド ウオッチ #46 (2023年5月末)

2023年から 三井住友・中小型株ファンド、フランクリン・テンプルトン・プレミア小型株ファンド この2つのファンドの月次定点観測をまとめています。 2016年から毎月買い足している 三井住友・中小型株ファンド 2019年2月から毎月買い足している バックナンバーは以下のページからご覧ください。 ポートフォリオから確認してみます。 三井住友・中小型株ファンドポートフォリオ、投資先 上位10社 投資先は前月末から2減、92社です。業種別では金属製品が順位を上げていま

IR note マガジンを読んでアムロな気分を味わえました

株主の箇所、投資家と読み替えることもできるか、と思います。 IR向上委員会 5月「IRにおけるSNS活用術」 の書き起こしを読みました。 noteさんの株主の一人としても興味を掻き立てられるテーマです。 書き起こしの中から「これは!」という箇所をピックアップしてみます。 ”IRとは「Investor Relations」の略です。つまり、投資家との関係性を構築していく営みを指しています。”スピーカーの重松さんのコメントです。関係性とは、お互いを正しく理解、認識すること

ベイリー・ギフォード/ロイヤル・マイル ウオッチ #40  (2023年5月末)

2020年3月から毎月追加投資しています。 このファンドの定点観測です。 ポートフォリオの現況・投資先上位10社最新の月次レポートからです。 https://www.am.mufg.jp/pdf/geppou/253406/253406_202305.pdf 投資先数は37社。前月末との比較では増減なしです。 レポートによると とのことです。2社の新規投資の一方、保有株式を全売却したのが2社で増減なしと推測されます。 純資産総額と受益権総口数18ヶ月連続で受益

CFOポリシー〈第3版〉: 財務・非財務戦略による価値創造 (著・柳良平さん)

エーザイ CFOを務められた柳さんの著書です。読んでみました。統計の知識が十分に足りていないのでバッチリ理解というところまでは行けていません。でも、非常に読み応えがありました。 第1章 日本企業の価値創造に係る資本市場の視座の変遷:グローバル投資家サーベイ時系列分析 (2007-2022)、第2章 近年の世界の投資家の声:2018年コメントと2022年速報 この2つの章の世界の投資家の声が大変興味深い内容でした。 エクイティ・スプレッド(ROEー資本コスト)の支持率に対し

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(愛称:ロイヤル・マイル) ーアクティブファンドを眺めてみよう #26

アクティブファンドを眺めてみて、そのファンドから 「企業価値を探究しているか?」 そんなオーラが感じられるかをメンバーの皆さんにお尋ねするシリーズの第26回です。 前回はこちらです。 今回眺めてみるのは、 ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(愛称:ロイヤル・マイル)です。 2019年1月に設定されました。2023年1月に第4期の決算を終えています。 その第4期の運用報告書(全体版)です。 https://www.am.mufg.jp/pdf/zenun

パフォーマンス比較 アルファ 2023年6月16日付 #32

独断と偏見で選んで注目するアクティブファンドのパフォーマンスを定点観測するシリーズです。 パフォーマンス比較 アルファ 2023年6月16日付 をお届けします。 定期購読マガジン「アクティブファンドを眺めてみた」をご購読の方、メンバーシップ「データを共有しますプラン」の方にこの定点観測の記事をお届けします。 2023年注目しているファンド

『農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね』ウオッチ #50 / おおぶねJAPAN(日本選抜)、おおぶねグローバル(長期厳選) ウオッチ #38 (2023年5月末)

2023年から 『おおぶね』シリーズの月次定点観測をひとまとめにしました。 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね 農林中金<パートナーズ>おおぶねJAPAN(日本選抜) 農林中金<パートナーズ>おおぶねグローバル(長期厳選) この3つのファンドです。毎月、コツコツと買い足しています。 定点観測のバックナンバーは下記のリンクからご覧ください。 まずは ファンドを通じて「オーナー」になっている投資先です。 おおぶね(米国) 月次レポートです。 htt