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抱負(2024)

下鴨神社名物、糺の森に燃え移りそうな火柱。

さて、新年があけましたね。今年は年越し蕎麦を食べそびれたので、2024年に辿り着けているのか不安ですが、抱負をだらりと語っていきます。

今回の記事は書き殴りなので読みにくいかも!

①作家として売れる

いきなりカネの話ですまん!!!

とはいえ商業でやっていく以上は大事。新田の懐事情だけでなく、出版社の利益にも関わりますからね。
自分の癖や面白さを、どうすれば幅広く受け入れてもらえるのか。売れるのか。ここを重点的に考える年にしたい。好きなものを好きなように書くフェーズはそろそろ終わりかなと。

というか、売れなかったら申し訳なさすぎる。

新田を拾ってくださった出版社や編集さんに対してもだし、応援してくださる方々にも顔向けできない。
人としての恩返しは感謝の言葉や態度で示せますが、作家としての恩返しは書籍をたくさん刊行して、様々な物語を提供することだと思っています。

もう宣伝が苦手とか言ってられない。泥臭くても多くの方に届けたい。
告知等の時期がきたら、めちゃくちゃSNSでうるさくなると思います。

②作家としてスキルアップする

初めて完結させた小説でデビューするのは、メリットもデメリットも大きいなと。雛鳥の状態でサバンナに蹴り出されますからね。

『さよなら私のドッペルゲンガー』に関しては、好きではあるし、面白いとも思っていますが、できていない部分が多い。あらごしすぎる。
ノリと勢いが行動原理の高校生を描いた以上は仕方ないけれど、もっとキャラクターを立体的に描けた部分が散見されます。

だから次に刊行されるであろう受賞作『バックドロップ・センターマイク(仮)』は、さよドペちゃんの完成度を大きく更新してお届けします。

もっと言えば、次に書く原稿は受賞作をも凌駕しなくちゃいけない。なんだかんだ『バックドロップ・センターマイク(仮)』を書き終えて2年ほど経ちますからね。

いつまでもノリと勢いで走り抜ける物語ばかり書いていられないなと。求められる以上は提供し続ける所存ですが、どこかで殻を打ち破る工程も必要になるでしょう。

コメディや不思議パワーに頼らない物語を書くしかない。

③ライトノベルを読む

「当たり前だろ」と怒られそう。

ただ新田は文芸ばかり読んでいたので、ライトノベルをほとんど読まずにここまで来たんですよね。だから引き出しがビックリするくらい少ないです。
これは文章やキャラクター造形ではなく、ライトノベルに求められる設定や展開、読者が喜ぶであろうシーンを逆算する際に痛感します。

あと新田の書き方は脳内の映像を文章に落とし込む感覚なので、思いついた物語をライトノベル風に書くのは得意なんですけど、ライトノベルそのものを書いている感覚は薄い。

担当さんは「ちゃんと書けてます」と言って下さるので書けてはいるのですが、なんかこう、もにゃっと……これ伝わらないかも。やめます。せっかく知将で通っていたのに馬鹿がバレる。

とにかく今年は、名作と呼ばれる作品を可能な限り読んで、ライトノベルが書けるようになりたいです。

あと、読み終わったライトノベルは可能な範囲で魅力を発信していきます。業界の未来を憂うばかりでは何も変わらないですからね。
少しでも盛り上がるように、微力ながら力を尽くします。

④仕事が増えるように頑張る

ファンタジア文庫さんに死ぬまでお世話してもらう気満々なので、軸足は変えませんが、可能であれば色んなレーベルとお仕事はしたいです。
ただ公募はしばらくお休みするので、プロットコンテストとか、漫画原作の賞に参加するかもしれません。

書き下ろしとかも憧れますよね。

M F さ ん 。 
ガ ガ ガ さ ん。
ス タ ー ツ さ ん 。
新 田 は ど う で す か? 

あとは、今以上にライトでwebに寄せた作品も書いてみたいです。①で語った売上とも直結する要素ですし、これからの活動に向けて必要な視点のはず。具体的に言えば、カクヨムのランキングを狙いたい。

SNSで何度か言及した文芸の公募に関しては来年以降ですね。ライトノベル業界で適性を見出していただいた以上、しばらくはこのフィールドで死力を尽くします。

公募ジャンキーなので、松本清張賞とかすばるとか気になるけど。選考待ちの緊張感が欲しい。

⑤みんなと仲良くする

小学校の教室に貼り出される標語みたいですが、本心です。

新田は人見知りせずに誰とでも話せますが、自分から心を開くタイプではありません。一人がまったく苦にならない。だから自分から話しかけない。
典型的な『知り合いが多いのに友人は少ない』パターンの人間ですね。殺してくれ。

とはいえ人は好きですし、新田に興味を持ってくださる方々とは仲良くしたいです。仕事仲間という関係に留まらず、飯でも飲みでもなんでも行きたいです。
こう見えてスマートに計画できるタイプなので、任せてください。

⑥生大喜利にたくさん参加する

2020年以降はボケクエだけ参加するような付き合い方をしていましたが、本格的に大喜利を再開してから執筆スピードが上がりました。思考や語彙をまとめる練習になるのでしょう。

大喜利に傾向しすぎるのは本末転倒ですが、自分にとって良い塩梅で楽しみたいですね。

あと、シンプルにウケたい。
「ヤバい新人出てきた」とか言われたい。

今はネット大喜利の引き出しだけでやっているので、思考の狭さが明確な弱点になっています。ネット大喜利じゃ絶対にウケない回答が、生では跳ねるケースがめちゃくちゃありますからね。
そういったズレは場数を踏まないと修正できない気がするので、可能な限り参加したい。どこかで大会にも出たいです。


まとめ

2024年の新田にご期待ください。

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