見出し画像

プライベートケアサービス(介護保険外サービス) ~付き添い事業だけで成り立つか?~

あくまでも個人で行っている私の場合となりますが、プラケアサービスを営む中で「付き添い事業」だけで成り立つかを考察してみました。

付き添い事業というと、今回では「通院付き添い」と「外出付き添い」の両サービスを指しています。

10月は付き添い事業の依頼が比較的多い月でしたので、10月をもとに考察をしてみたいと思います。

プラケア依頼割合(10月)

10月の私の事業における依頼割合を見ると、通院付き添いは28%で外出付き添いは2%でした。
合計すると占める割合は30%です。すべての依頼の3割分となります。

ここからは例え話しとなりますが、月の総売上げが200,000円であれば付き添いによる売上げは60,000円となります。総売上げが300,000円であれば90,000円です。

売上げが60,000~90,000円でプラケア専業の個人事業として成り立たせるのは難しいのではないかと思います。

もちろん、働き方は様々ですのでパート的な働き方であれば十分な場合もあるかもしれません。 ただし、専業でプラケア事業を行うのであれば難しいのではないかと思っています。

社会貢献性が非常に高い「付き添い事業」ではありますが、私の場合だと付き添い単体の場合はプラケア事業を成り立たせることが困難です。

そういった意味でも清掃や買い物、庭仕事などの多岐にわたる依頼を受ける準備が必要であると考えています。

または付き添い単価が高い場合も成り立つ場合が考えられます。私の場合は1時間3,000円で計算しておりますので、ご了承ください。

そして、通院や外出における付き添いサービスについては所要時間が分からないことが多いため、次のスケジュールを安易に入れにくいという課題もあります。 そういった点も付き添い事業のみで1日のスケジュールを組み立てるのは大変であると考えています。

今回お伝えしたかったのは付き添い事業だけでは成り立たないのではなく、付き添い事業を核にすることが重要ということでした。

そのため、他のサービスや複業・副業などを結びつけることが無理のないプラケア事業経営に結びつくのではと考えています。

私としても、現在の事業展開からどうすれば売上げを高くできるかを、顧客満足度を高めることとともに考えており、それが前向きな日々の悩みでもあったりします。

プラケア事業だけでなく介護や福祉の仕事や事業って、社会貢献性も高いですし、感謝の気持ちを直接いただく機会が多く、やり甲斐があるのは、そのとおりだと思うんですよね。

やり甲斐や人助けの気持ちも大切なのは重々承知していますが、そこに加えて自分の生活も幸せになることが、双方にとっての本当の幸せになるのではと考えるようになりました。

自分の時間を困っている方々に提供していることは事実でもありますので、そこは「人助け」から「助け合い」の気持ちへ少しずつシフトしていっても良いのかな…とも思います。

「お金のことばっかり言って~」と思われてしまうかもしれませんが、プラケアの依頼や仕事に対しては真剣に対応しますし、十分な対価を提供しなきゃいけないという気持ちはあります。

そこを押さえた上で、地域社会のためになっているプラケア事業を、どうしたら継続して取り組めるのかを真面目に考えていたります。

~つぶやき~ 今回は個人でプラケア事業を行う上で、上記のような考察をしてみましたが、病院が多い大きな都市であったり、人口が多い地域であるなど、場合によっては十分に成り立つ地域があるのかもしれません。

そういった実践があれば、勉強のために教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?