ポケットモンスターバイオレット プレイ備忘録47
備忘録を兼ねてプレイ日記を書いています。
前回:スター団かくとう組 か い め つ
<イカれたメンバーを紹介するぜ!>
まろん(マスカーニャ)、リーフ(モスノウ)、ぐりとぐら(イッカネズミ)、カイルくん(イルカマン)、たこの(サーフゴー)、ロクショウ(ソウブレイズ)
<取得バッジ>
ジム:★8個(草→虫→水→電→普→氷→超→霊)
スパイス:★5個(岩→飛→鋼→地→竜)
スター団:★5個(炎→悪→毒→妖→闘)
前回行った北2番エリア、これ見よがしに竹林が広がってたのとボスが格闘タイプ使いだったのにゴロンダ/ヤンチャムいなかったってことはパルデアにはいないのかな…ビワちゃんにゴロンダ似合いそうなのになあ(強面ポケモンだし)
◆夜のアカデミーへ
前回まででメインストーリーとなっていた3ルートの過程が終了し、次工程が各ルートの最終回だと思われる。そこでここからはスターダスト→レジェンド→チャンピオンの順で攻略していくことにする。
まずはスターダスト大作戦に終止符を打つべく、カシオペアと約束した夜のアカデミーへやって来た。
雨天ではあるものの、玄関前で校長が待っていてくれていた。久々の「校長?ネルケ?」の選択肢。
ΩΩΩ<な、なんだってー!?
マジボス突撃前に改まってどうしたのかと思ったら、ネルケの正体はクラベル校長であったと衝撃的な告白を受ける。な、なんてことだ、完全に騙された…!
「なんと!」と驚いてみると校内イベントのように頭上に「♪」マークが出る。まさかこの場面も友好度上げポイントなのか…!?
更にもう1つ隠していた秘密があるとのことで話を聞いていてみると、なんとクラベル校長こそスター団のマジボスであるとのこと。草鞋何足履いてんねん
「いやいや 冗談ですよ!」みたいなテンション(構文)で「本当ですよ!」と念を押される。
仮に本当に校長がマジボスだとすると、校長就任前にアカデミーの生徒でありいじめっ子報復騒動の主導者だったことになるんですがそれは…。イヌガヤとのやり取りで過去の話に驚いていた点など、色々疑問が残る。そもそもスター団ボス5人と直接会ってて5人共マジボスの変装見破れないなんてことってある?(それだけは割とありそう)
電話のやり取りについては、録音音声でなんか上手いことやっていたらしい。最序盤でカシオペアとの電話の直後に校長が表れるシーンがあったので、そこだけはなんか伏線みたいになっている…やっぱあの時の直感は正しかったんやなって
◆vsクラベル校長
ともあれ、彼がマジボスなら決闘はせねばなるまい。最終決戦…なのか?
御三家を引き取っているので、どこかのタイミングでバトルはするんだろうなとは思っていたが、まさかこんな形でのバトルになるとは思わなかった。
遂に実現した、6対6のフルバトル。やはり相手の手持ち枠が6枠全て埋まっていると、どんなポケモンで来るのかなというワクワク感と緊張感がある。
相手の1体目はヤレユータン。前回のビワ戦でナゲツケザルのバージョン差について言及したが、今回スカーレット限定のヤレユータンが出てきているので多分相手の手持ちポケモンについてはバージョン差は無いみたい?
あまりシングルでは出てこないポケモンなので何してくるのかわからない怖さがあったが、相手の初手はリフレクター。物理主体メンバーの多いこちらにかなり有効な一手だが、これもしかして両壁搭載してて対面がロクショウ(物理主体)だからリフレクターが有効と判断して貼ってきてる可能性ない?さすが校長、バトルも手馴れている。
相手がノーマル複合なのと雨天下のためロクショウでは分が悪いと判断し、まろんに交代してつじぎりで攻めていく。
やはりリフレクターが効いているのかつじぎりの通りが悪く、なかなか削り切れない。このターンあくびを撃たれたのでとんぼがえりでたこのに交代。
交代した途端、効果抜群のイカサマを撃たれる。さっきまで対面はまろんだったはずだが!?やはり両壁持っていて、攻撃技がイカサマしかない可能性がある…?
まさかのイカサマ(ライムさんリスペクト)にビビるが、こちらはリフレクターを通さない特殊技で応戦。たこのが特殊型+タイプ不一致でイカサマの威力がそこまでなので助かった。
こういうのがあるから対人ではA抜けとかが求められるんだろうなあと実感する。まさにサーフゴーもその対象では?
最後はあくびを透かし、そのままラスターカノンで押し切る。この場面後から振り返ると、何故リーフに交代してむしのさざめきを撃たなかったのか疑問である。とんぼがえりの時に交代するチャンスはあったのに…
2体目はギャラドス。雨天下(画面では止んでるけどステータス画面ではまだ雨になっている…自然の天気は戦闘開始時のものが永続適用でもされてるの?)で水タイプ相手は不安が残るものの、たこのはエレキボールを覚えているためそのまま続投。
即落ち(約)2コマ
エレキボールでは仕留めきれず、じしんを撃たれて退場させられる。たきのぼりとかじゃないんかい!どうやら止めを刺しに出てきたギャラドスだったらしい。
リフレクターを考慮してリーフに交代。飛行技持っていないことを祈っていると、ストーンエッジが飛んでくる…が外れて九死に一生を得る。あぶねえ!!
キミ、技の範囲ちょっと広くなあい?
そのままギャラドスはれいとうビームで押し切り撃破。3体目はポットデス。
今度こそ即落ち2コマ
技マシンも含め、覚える攻撃技のほとんどを無効または半減できるまろんに交代してつじぎりで撃破デス。盾でオニオンくんのポットデスを相手にした経験が活きた気がする。
4体目はユキノオー。なんか雰囲気というか印象的に校長に似合うね
ロクショウに交代し、4倍弱点の炎技で再び即落ち2コマを狙う。
…が、駄目…っ!タイプ一致4倍弱点なのに!?!?
ついでに後攻のウッドハンマーの反動も込みで耐えられる。リフレクターはもう切れてるはずなのにこの耐久はなかなかヤバイ
ミリで残ったユキノオーはかげうちで確実に撃破し、5体目はモロバレル。ヤレユータンといいユキノオーといいモロバレルといい、なんか森にいそうなポケモン多いな?
ロクショウを続投し、むねんのつるぎで焼いていく
…が、駄目…っ!タイプ一致効果抜群なのに!?
半分も削れていない事実に普通にビビる。HPが高いイメージはあったけど、防御もこんなにあったっけ??(ヒント:雨)
後手にキノコのほうしを喰らったのでリーフに交代。キノコ系ポケモンといえばやっぱコレだね(白目)
交代した途端たたりめが飛んでくる。あぶねえ!!
イッシュ出身の子は技の範囲が狭い印象があったけど、モロバレルってたたりめも覚えられるんだなあ。だとしてもなんでゴースト対策なんてしてるんだ!?(でも確かにキノコのほうしと相性の良いコンボだなあとは思う。どくどくも必中だし…)
そのままれいとうビームで押し切って撃破。次が校長のラストの1匹。最序盤で校長はホゲータさんを引き取っていたが…?
遂に名前を拝むことが出来た「ラウドボーン」。知らない名前なのと、ここまでそれらしいポケモンを出してこなかったことから、恐らくこの子がホゲータさんの最終進化系だろう。結局中間進化は名前知らないままだな…
遂に対面!どう見てもホゲータさんの最終進化です本当にありがとうございます。
ホゲータ時代しか知らないので、昔会った親戚の子に久々会って「大きくなったなあ」と感じるあの現象に近いものがある。
前は短い足でポテポテと一生懸命歩いていて、つついたら後ろに転がっていってしまいそうな危うさがあったのに、今ではこんなに大きく立派になって、どっしりと構えて相手を見据えている…かっこよくなったね、ホゲータさん…
校長もネモちゃんやジムリーダーと同じく、初手テラスタル化。前回までスター団やヌシポケモンとのバトルが多かったので完全に忘れていた
こちらはぐりとぐらで対抗し、でんじはで麻痺させた後に1発いかりのまえばで削っておく。その間だいちのちからを連打されるものの、見た目通りの物理型なのか、そこまで驚異のダメージにはなっていない。せっかく炎テラスタル化しているのに…もしかして炎と地面複合タイプなの…?
だいちのちからを連発してきているので一旦まろんに交代して受け、次ターンの炎技を誘う。相性不利でも、御三家同士は対面させてあげたいっていう気持ち、あるよね?
炎技を誘ったところでとんぼがえりでカイルくんに交代。今回は顔見せする隙がなくてフォルムチェンジできなかったためナイーブフォルムのまま参戦。
麻痺状態が功を奏し、1ターン行動不能になってくれたのでそのままアクアブレイクを撃ち込んでいく。
いかりのまえばでHPを半減させられていたのもあり、ナイーブフォルムのまま突破。
本作で初めてのフルバトル、相手パーティのタイプがバラバラ(ちょっと偏ってはいる)なのもあってなかなかやり応えがあって楽しかった。御三家引き取りキャラの例に漏れず、校長も最初に選んだ子によってパーティ構成違うんだろうなあ…もしマスカーニャだったら草タイプ3匹になるし
◆戦闘後
戦闘後、校長がこちらの強さを称賛してくれる。ポケモンのこういう「戦うべき敵だけど悪人ではない」人が多いところがすごく好き(一部を除く)。バトルで勝敗はつくけど人間関係はそのままというか、負けた方が死ぬわけでもないし、勝った方を素直に称賛してくれるの、良い世界だよね。
上記2点の反例をいくポケマスという漫画があってだな…
潔く負けを認めて白状してくれた校長によると、彼にはマジボスが誰なのか見当がついており、その子と私を戦わせたくなかったため自分がマジボスであると偽ったそう。じゃあ誰なんやろなあ?
ちなみにスター団関係者はイントロに「キラリン」というメルヘンなSE?が入っているのに対し、校長のバトル専用曲にはそれが入っていなかった。曲で身バレするおじさん…ハイラル王かな?
一応、校長が勝っていたとしてもマジボスに挑もうとはしていた模様。問題を有耶無耶にしたり、私が各ボスを引退させた功績を無かったことにしたりしないようにしている心意気はさすが校長であると感じる。シナリオ進行とか野暮なことは言ってはいけない。
ここのしんみりしたBGMと校長の悲しそうな表情が相まって思わずウルっとしてしまった
ここで校長から改めて「マジボスに勝ってくれ」と頭を下げられる。生徒を救う為なら自分のプライドを捨て立場の低い者にも頭を下げることが出来る校長の鑑
自分の決めた信念(「バトルに勝った方がマジボスを止めるべき」)に従い、バトルに負けた自分にはその資格がないことを悟って教え子に頭を下げて頼み事が出来るの、大人として凄い人だなあと切に思った。本来であれば校長である自分が果たさなくてはいけなかったかもしれない責務を、自分の弱さのせいで教え子に頼まざるを得ない結果になったのを認めているように感じる。
この、自分(自分たち)の決めたルールに従って潔く身を引く点は、各スター団ボスとも共通しているなと思う。悪いやつなんておらんのや…
しんみりしていたところにタイム先生が乱入し、急に騒がしくなる。決闘は一晩中やっていたんですがそれは…
怒涛の勢いでそのままイベントが終了(一応、去り際に「カシオペアをよろしくお願いします」と頼まれる)。しっかりオチまでつけている…。そら校長と一般生徒が校舎の真ん前で堂々とバトルしてたら問題視されますって
タイム先生、結構おっとりしてそうな先生だと思っていたけど身内には厳しいのかしら…、実は風紀も担当してるとか?そういえば妹さんも急に「黙りな!」って叫んでましたね…
イベント後、図鑑で改めてじっくりラウドボーンさんを見てみる。図鑑で見ると頭上にあった電球(よく見ると火の玉で、キョロキョロ動いている)が鼻のあたりに移動している…
また、地面複合かと思っていたのでまさかのゴースト複合というタイプに驚く。スピンオフとはいえ前作のヒスイバクフーンと全く同じタイプとは思わなかった、これ「まさか前作とタイプが同じわけないやろ!」と思うであろうプレイヤーがメタられている気がする…。
結果的に御三家のタイプは前作と草枠と水枠の複合タイプの組み合わせが逆転しただけとなった(前作:草&闘、水&悪→今作:草&悪、水&闘)。完全な循環型にはなっていないものの、こういう新たに獲得したタイプで相性が逆転する組み合わせはDPtの御三家を思い出す。
ゴースト複合である点を考慮して見てみると、名前に骨が入っていたり、顔に紫色の模様が入っていたりと、ゴーストタイプらしい要素がいくつかあったことに気付く。後者は戦闘中すぐテラスタル化してしまい、光っていて気が付かなかったが…。
名前にある「ラウド」とは「loud(音や声が大きい、騒々しい)」という形容詞で、「ラウドロック」なる音楽のジャンルもあるそう。音楽で死者を弔っているのか…?
イベント終了後に、ラウドボーンを拝めたことに興奮して友人に話したところ、どうやら専用技がなんか強くてエフェクトがかっこいいらしい。戦闘で見ることが出来ず残念。
今回は運よくそれを使われなかったものの、炎テラスタル化した状態で撃たれていたらぐりとぐらとの対面のときに割と危なかったかもしれない。温情…ってコト!?
◆余談 vsクラベルBGMについて
最後に、クラベル校長とのバトルの際に流れていたBGMについて感想を述べる(完全に素人なので見当違いだったり言葉を誤用していたりする可能性は大いにあります)。
印象に残っているのは、全体的にゆったりしたテンポで、かつ重厚感が感じられるなという点。戦闘曲というより、エンディングっぽい曲だなと思った。
最終決戦であると偽ってのバトルのためか、前半は重々しい雰囲気で「立ちはだかる壁」を思わせるが、一旦曲が静かになってからサビに突入すると、そんな雰囲気を取っ払うかのように明るさが差し込んでくる。イントロが終わってメロディに入る部分と、このサビの部分でアカデミーのBGMと同じフレーズが使われているのもエモくて鳥肌が立った。拙者キャラの専用曲中、そのキャラに関連するBGMが使われてる演出大好き侍と申す(こういう演出はゼルダで多いイメージがある、大地の汽笛はいいぞ。)
サビ突入以降は、校長の「良い人であるのを隠しきれていない感じ」が滲み出てきているのが感じられて非常に良かった。
こんなような、「壁」と「光」の両方が感じられるような展開になっているの、音楽の例えとして合っているかは置いといて登山のようだなと思った。上を見ながらゆっくり確実に登っていく感じというか、険しい登山道を超えて山頂まで登り切った感じというか。
総評として、校長の「敵であり超えるべき壁」と「送り出した教え子のスターダスト大作戦を見守ってきた大人」の2面性が感じられる良い曲だなと感じた。
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