見出し画像

マシンガンズから学ぶ「おじさん芸人」の魅力 後編

……えー…予想通りの長文展開だったことにより、前後編に分けさせていただきました、すみません…。

(前編はこちら!)

なので早速本題へと戻ろうかと思います。

④やっぱり「見た目」がいい


これがある意味一般人のおじさんとは違う点かな、とは思います。
もちろん気を使ったりして見た目がいい一般男性もいるのはわかってはいるのですが、「表舞台に出るからこそ」はあると思います。
何かしらの点で「元がいい」というのも、大勢のおじさん達とは違うところですね。

……何度もいいますが、売れきってない芸人さん含め、一般男性の方にも魅力的なおじさんはいますよ?もちろん。
これは大前提として頭の片隅にでも置いといてほしいです。

ならば具体的には何?というところについてですが、芸能人としての「華」が主になると思います。
どうしても売れ始めの芸人さんは見た目がテレビの晴れやかな舞台に追い付ききってない、負けてる場合があります。
でもそれをどうにか隠そうと、一段階華を添えようとメイクさんが本気を出しているのはよく見る舞台裏ですよね。
雑誌の撮影にもなるとまぁ手入れが凄い。マッサージまでするとか最早エステかと(?)

ただ、マシンガンズはTHE SECOND前から凄かった
なんだよあの肌質!そして滝沢さんの変わり具合!

細かく調べると滝沢さんはゴミやリサイクルの為の講演会をする際に、どちらの仕事柄もあってか「清潔感がなくては」というのを前提において見た目のメンテナンスを始めたようですが、それが見事にヒット。
メイクさんの力や、当日のアドレナリンも相まってあんな見た目になりました。
「ビジュ爆」の完成です。

西堀さんも土木作業という外仕事の筈なのに美白のツヤツヤ肌というチート具合。
どちらも奥さまから食事などの手厚いケアがあっての「ビジュ爆」なのかもしれませんが、結局は「芸能人なんだから見た目は気にするべき」という事実はどうしても出てしまう気がします。正直な話。

髪型もメイクさんがどうにかしてくれるとはいえ、元の切られ方次第では違いも流石にあるのかな、と。
だからこそ短髪天パ時代の滝沢さんより、今のような前髪長めのストパー加工などをされた「計算され尽くした髪型」時代の今の方が、ビジュ爆として話題を集めやすかったのかな?という気はしています。
西堀さんも前髪上げたら「かわいいからかっこいいになった!」とファン達の間で話題になりましたし。

そんな華を持ってるおじさん芸人は沢山いらっしゃいます。
オードリーなどを含むお笑いポポロ時代から既にテレビなどで活躍している芸人さんから、錦鯉のような突然の開花パターンまで。
歯のメンテによって食事ロケが増えた三四郎パターンもあったりするので、やはりどうしてもテレビに出る以上、ある程度見た目は気にするべきなんだろうなぁというのは再度感じました。
色々と歯でいじられる井口さんだってマスコットキャラ感出てますしね。


⑤「面白い」がなけりゃおじさん芸人としての魅力半減だろ!


最初に書けよ!大前提だろ!と言われそうですが、最後に置く方が逆に主張具合増すのかな?と思って敢えてここにしました。

そうです、結局はなんだかんだ言いながらも最後は芸人さんなんだから「面白い」が一番になるわけです。

これについてはTHE SECONDの視聴者層がほっとんどお笑いファンだからこそ共感を得られるのではないかと思っています。
だって面白くなけりゃ芸人としての魅力半減だろ!

何よりあの大会でのマシンガンズはマジで面白さ全開でした。
ノックアウトはもちろん、準決勝、決勝と勝ち進んでいく毎に緊張もほどよく抜け、自分達の力が(決勝ではある意味でもありますが←)大爆発。
拍手笑いも出るほどになっていました。

…正直ファイナルの第一試合の時は緊張具合が伝わってきたので、どうなることかとヒヤヒヤものでしたが…。

更に言えばマシンガンズの漫才の凄いところは
「アドリブ部分もうまい」
「驚異のシンクロ率」

もあるのかな?と思っており、そこがやはり吉本芸人さんとは違うところな気がしています。
吉本は割と綺麗な漫才が好かれがちなので。

どうやら漫才というものは二人の人間がマイクの前で立ち話をするという根底があるにはあるらしいのですが、マシンガンズはほぼそのまんまをやってのけているからこそ、
「そうだよ!これだよこれ!!」
という感覚も得られたように思います。
技術点豊富な漫才も好きですが、それはそれで台本が見えすぎる漫才もまた減点されがちという難敵もありますし…。

2020M-1で惜しくも準優勝のおいこがだけでなく、当時4位だった錦鯉までもが注目されだしたのも、「あれっ?なんか面白いぞ?」から得られるワクワク感だと思っています。
おいこがはユニットなのにというギャップ、錦鯉はお堅い漫才やりそうな風貌からのギャップというのもあるにせよ、二組ともそれぞれの形で爆発したのだから結局は面白かったと言えるわけです。
大声すぎる漫才だとか頭を叩く漫才はどうかという議論もあったにせよ、
うるせぇ!面白かったんだからいいだろ!!
が正直な本音です。はい。

マシンガンズ出演回での「ソウドリ!」で有田さんもおっしゃっていましたが、結局は「目の前の客を笑わせたもん勝ち」なわけです。
「面白かったんだからそれでいいじゃねぇか」と胸を張れるのもまたいいですよね。

だってロケ芸人と言われる方たちも「その場所の魅力をちゃんとした形で面白くお届けできるから」その立場での仕事が続いているんだろうし。
バラエティ芸人さんも「その場を面白く楽しくできるから」呼ばれ続けているんだろうし。

人によって「面白い」と感じる基準は多少違えど、面白いのがお笑い芸人としての一番の魅力ですからね。
だからこそネタやらトーク術やらロケ技術などを磨いていくという、シンプルな話にもなるのかな、と。

……さて、結局後編もこの時点で既に2500文字ぐらいに到達してしまっているわけなのですが、読んでくださった方々的にはいかがだったでしょうか。
「覚えらんないよ!」と言われかねないのも重々承知です(汗)

なので、項目だけでも①~⑤を改めて書き出そうかと思います。
①やっぱり「逆襲劇」
②おじさんだからこその「哀愁」
③おじさんといえど「かわいい」
④やっぱり「見た目」がいい
⑤「面白い」がなけりゃおじさん芸人としての魅力半減

この5つだけでも覚えて帰ってね!という冗談を交えつつ、本題はこれにて終了とさせていただきます。

これを見たことでマシンガンズやっぱりいい!好き!となるのもとてもいいですし、他のおじさん芸人ももっと知りたい!となるのも大歓迎です。
そして今既に好きなおじさん芸人さんがいるよ!という方は、これを期に「布教」などもやってみてはいかがでしょうか。

今回のマシンガンズフィーバーをきっかけに更なる、本当に更なるおじさん芸人たちの活躍を期待して、これにて完全閉幕とさせていただきます。
最後まで読んでくださった方々、本当にありがとうございました!

全国のおじさん芸人に幸あれ!