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SHOW SHOW SHOW (2023.7)

山崎連基ゼミ展「SHOW SHOW SHOW」

日時:2023 7/19(水)-7/22(土)10:00-18:00(最終日のみ16:00まで)
場所:武蔵野美術大学 14号館地下展示室
主催:武蔵野美術大学 造形構想学部 映像学科4年 山崎連基ゼミ+有志

ポスター
メインビジュアル:Aya-num  デザイン:田中乃ケ華

2023年度山崎ゼミでは前期2度目の展示会の機会を得た。その展示会場は武蔵野美術大学14号館地下展示室だ。

会場

右奥:14号館地下展示室
展示室は地下にあるものの自然光の差し込みがある
展示室2面がガラス張りとなっている

前回のゼミ展『マイクロフラット展』とは異なり自然光が入る明るい会場となった。前回から引き続き作家それぞれが主軸にしている領域からさまざまな作品が発表された。

展示風景
展示風景

ディスプレイウォール

上映と展示形式の協奏を目指した前回『マイクロフラット展』から今回は出展作家によって、上映と展示のバランスが再検討された。
また、会場の都合上、完全な暗転を創出することが難しく、前回のようなプロジェクションによる上映形式も断念された。

「液晶ディスプレイ」の位置付けとしては、前回の展示で配布された「板」「ディスプレイ」や、今回の展示当初に出ていた「イス」「スマホ」にあたります。
「液晶ディスプレイ」によって作家の作品を縛るようなことは考えていません。「液晶ディスプレイ」に縛られず、各々の作ろうと思っている作品を作って下さい!
 
なので、各作家には「液晶ディスプレイ」の解釈(扱い方など)を作品の思考とプラスで行って頂けると助かります。
作品の本質とは少し別の位置付けでも可です。例えばキャプションとして液晶ディスプレイを扱うなど…。堅苦しく思わず、自由に、柔軟に「液晶ディスプレイ」を扱って頂ければと思います。もちろんスマホも「液晶ディスプレイ」に含まれてくるので、そのまま活用するのもアリです。
(「液晶ディスプレイ」についてどんなモノがあるのかを調べてみるのは一つのアプローチになるのかなと思います…!)

出展作家によるやりとり抜粋

その結果として、各作品とは別にディスプレイウォールとして、モニターを複数台、同一平面に設置された。

ディプレイウォール 設営中の様子
ディプレイウォール
ディプレイウォール

ディスプレイウォールは各モニターごとに個別の作品が流れたり、全画面を1作家が占有したりと部分と全体への企図がなされた。

ディスプレイを占有する時間が各作家に設けられた

プロジェクトマッピングイベント

また会期中には有志によるプロジェクションマッピングのイベントも開催された。

展示室前の壁面へ投影された。
(写真:阿部俊明)
当日はあいにくの雨だったが、まるで雨を想定していたかのようだった。
(写真:阿部俊明)

出展作家/作品

阿部俊明
或ル夏ノ思ヒ出。(1分58秒)/或ル夏ノ思ヒ出。(1分58秒)
<ディスプレイウォール/液晶ディスプレイ作品>(以下同様)
奥野亜衣子
創部屋フロートン(s-イカロスモデル)CM 昭和47年放映ver(1分5秒)/株式会社創部屋社史ムービー(エクストラムービー付き)(9分49秒)
篠崎晴斗
9.80665(1分40秒)/燕
田村明日葉
planet(38秒)/ planet
中村伸哉
酩酊、水煙草と乱視(1分20秒)/わすれもの
橋村誠
ふるさと(1分44秒)/道すがら
橋本聖人
untitled(36秒)/white piste
Hoi
mohuge burning(30秒)/mohuge burning
毛利華子
痕跡の滝(5分3秒)/ 痕跡の滝(5分3秒)
森遥香
vitamin cup(30秒)/ vitamin cup(30秒)
Risa
水面(1分15秒)/水面の下にあるもの(1分44秒)

クレジット

【出展作家】
阿部俊明
奥野亜衣子
篠崎晴斗
田村明日葉
中村伸哉
橋村誠
橋本聖人
Hoi
毛利華子
森遥香
Risa

【プロジェクションマッピング】

企画:Aya-num
映像編集:Aya-num
音楽:橋村誠

橋村誠
平岡紗希
Aya-num
渡辺ひかり

【広報】
田中乃ケ華
宮本侑里

【ポスター】
メインビジュアル:Aya-num
デザイン:田中乃ケ華
タイトル:宮脇未羽

【映像システム】
篠崎晴斗

【会場設計】
宮脇未羽

【タイトル】
宮脇未羽

【協力】
津川真保
渡辺ひかり
河上陽香
齋藤成ケ維
丹羽蓮一郎

【設営指導】
土井伊吹

【指導教員】
山崎連基

2023年7月22日 土曜日 16:11 撮影


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