姓名判断ー21画

はい、今回は21画、実に三回目の陽木になります。

最初は原初の木、次は発展して種子から萌木に進みました。
では、次の段階ではどう進んだのか。早速見ていきましょう。

21画　大吉数
呼び名：頭領運、独立運、昇進運など

天高く延びる樹ー成長の早い木

陽の光を浴びてすくすく成長した木は、周囲から頭一つ抜ける高さまで成長しました。
その生命力や独立した一本の樹という性質から、21画は自信の強さ、活動的で精力旺盛、独立心の強さ、財運、地位を築く、といった要素があります。
最初は苦労をするかもしれませんが、やがて大きく成長するための、雑草魂や基礎固めといった運勢もあります。

この基礎固めという要素から、地運のように幼少期にあっても吉運が強く、21画は基本的には、どこにあっても信頼や財を築いていくことができます。
持ち味である活力が弱ってしまうため、天運では若干吉性が下がるかもしれません。

また、21画はその精力の強さから、異性関係では振り回されたりトラブルになることもあるため、人運や外運に21画がある場合、異性関係では自重が必要になります。
まだ触れたことはありませんが、名前に色情人外の因縁を持つと相乗効果から凶作用になるので、命名の際には多少の注意が必要になります。

相生相剋としては、まず水生木では、その信頼から、水から近付いては来るのですが、21画は独立心が強く、一人で物事を完結させてしまうため、あまり水の恩恵を受けません。悪くはありませんが、相生にしてはやや良い程度といった相性です。
ただし水が女性、21画が男性の場合、頼れる彼氏に従順な彼女といった関係で、二人だけの濃密な時間を過ごせる、良好な相性になります。

木生火では、21画が木属性にしては活動的なため、火とは、二人三脚の相棒的な存在となる好相性です。

どちらも活動的なため、本来、木と火では前衛の火、後衛の木となることが多いのですが、21画に関してはどちらでもこなせます。
陽火とも刎頚の友となる好相性ですが、陰火とも陰の水成分、本来の火の両面相生となるため、異性ならベストカップル、同姓なら頼りあえる相棒、戦友となれる好相性になります。

相剋としては、金剋木では、金属性が21画の運気を刈り取りにくる相性で、陽金ならお互い独立した人間として無難に付き合えますが、陰金は対抗して攻撃してくるため、悪相性になります。

本来活発で、勝負上で対抗されても強く立ち向かえる21画ですが、陰金は21画本人に攻撃を仕掛けてくるため、21画でも気弱になり、本来の自信に満ちた魅力を半減させてしまいます。
距離を置いても追撃してくるため、最初から深入りをしない方が良い相手になります。

木剋土では、21画は行動的ではありますが、自身の独立心が強く、土属性のリーダーシップの下には付かないため、相剋にしては悪くはなく、害もないものの、良くもないという相性になります。

また、木剋土特有の相性ですが、土属性が下の立場にいる場合、土は心おきなく21画の下に付くことができるため、相生同様の好相性になります。

ということで、今回は21画の解説とさせていただきました。

21画は、陰金以外とは、基本的に良好な相性になることが多いため、相剋に悩まされにくい大吉数として、良い画数と言えると思います。
その陰金にしても、攻撃的な反面、陰の水成分と接することができれば、悪くない相性になるため、もしぶつかってしまった場合、逃げるより近づいてしまいましょう。心強い味方になると思います。

では、次回は22画、陰木の解説になります。

ではでは🎵