姓名判断ー木属性について２

はい、ということで、今回は前回お話しした木属性について、名前ではこんな作用がありますよ、を見ていこうと思います。

個人の名前の中でも、人の名前との間でも、作用自体は変わりませんが、個人の中で完結するか、人に影響があるかってやっぱり大きいので、それは分けていきます。

今回は個人の中での影響を解説します。中級編なので少し難しくなってきます。ふっふっふっ。

はい、ではまずはここでサンプルとなる人物、定番の山田花子さん登場です。ぱちぱちぱち。

山田花子さんは、人運が12画で木属性です。個人の中では、その人を表すこの人運を中心に考えます。
運勢で言えば挫折運ですが、ここではこの中身よりも木属性という外身に注目します。ファッションが大事です。

その他、画数に注目すると、以下こんな感じです。

天運＝8画、金属性
地運＝10画、水属性
外運＝6画、土属性
社会運＝15画、土属性
家庭運＝15画、土属性
総運＝18画、金属性

になります。

前回の相生相剋関係を見ていくとわかりますが、花子さんは自分を表す木属性から見ると、金属性と地属性の相剋関係が目立ちます。この時点で花子さんの運気に強烈なマイナス補正がかかることがわかります。いきなりピンチです。

個別に見ていくと、まず人運から見た天運というのは、目上、年上の人間を表します。
この天運が金属性ですから、花子さんは目上から剋される関係です。つまり、花子さんは年上から叩かれやすい、上の人に苦手意識を持ちやすい子であると言えます。親が怖い、先生苦手、ガクブルだわ、とか言ってたかもしれません。

次に地運を見ると、これは水属性で、花子さん唯一の相生関係です。悲しいけど大事な関係です。
この地運は目下の人や後輩を表し、水生木の関係ですから、年下に慕われやすい、力になってくれる関係であることがわかります。弟や妹がいれば、お姉ちゃん大好き、とか俺が守るぜ、とか言われてキュンキュンしてたかもしれません。ここから力をもらえます。

外運は土属性で、木剋土の相剋関係です。
この外運は恋人や上下のない人付き合いを表し、木が剋する側にいるということは、他人に対しては自分が強い立場にいる、ということになります。
よって、人からは怖がられる側、ビビるわー、と言われることになります。立派なトイレの住人です。

恋人から見ても、つい言うことを聞いてしまう相手、逆らいにくい、やたら強い子だと思われます。ワガママが可愛いんだよ、しょうがないなー、ではありません。俺これ嫌なんだよ、だけど応じるしかないやん、キツいわー、なのが相剋関係です。恋愛運にマイナス補正がかかります。ドMくんを探しましょう。

社会運、家庭運も同様に、木剋土の関係ですから、社会でも家でも強い立場にいます。組織の中で我儘を通しやすかったり、逆らいやすい関係だと言えます。新入社員なのに言うことを聞きません。親の言うことも聞きません。

花子さんの場合、天運が金属性ですから、家庭運を加味すると、親との関係は怖いけど逆らいやすい、そもそも関わりたくないんじゃあ、という、反抗期の引きこもりっ子のようになると考えられます。怖いから従う、ではありません。それでも逆らいます。だから叩かれるんじゃ、とか言っちゃいけません。はい。

そして総運ですが、これは運が良く働くか、悪く働くかを表します。
花子さんはこれが金属性ですから、本来なら良かったあ、と思うことも、花子さんには悪い働きが強くなります。これは運まで見ますね。

花子さんは人運が挫折運、引っ込み思案で思い込みが強く、病弱もあって損失を被る運ですが、18画の頑固運は物事を勝ち負けで考えやすく、短絡的、精神力が強い運です。

花子さんには全体的にこの頑固運が働くため、気が弱い性格にも関わらず、物事を勝ち負けで考える癖があり、我流を通すため、反発をして争い事が頻発します。ひ弱な男の子が、意地でヤンキーに喧嘩を売るようなものです。でもってもちろん返り討ちです。ボッコボコです。

これが何かにつけて出てくるのですから、こりゃまあタイヘンです。しかも実際に争いが生まれるので、被害妄想がリアルに被害をもたらします。凶数での総運相剋はこれが大変です。花子さんは良い人と付き合うか、さっさと結婚しましょう。名前の影響が減れば改善します。

ということで、今回は木属性の相生相剋関係について見ていきました。

土属性が３つもあって剋する側が多いし、総運はキツいけど花子さんにはダメージは少なそう、と思った方、剋する側というのは、相手に恨まれたり嫌がられたりするので、結果として色々悪影響が出てきます。もちろん中の運にもよりますが、基本油断大敵です。
ちなみに前回お話ししていませんが、実は木剋土に限り、救済もあったりします。

ということで、次回は他人との関わりから見る相生相剋関係について見ていこうと思います。

ではまた🎶