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姓名判断ー相生相剋の基本構造1


現在書き始めが22時50分、今やっとお仕事終わりまして、今日は画数の解説が難しいので、今回からしばらく、合間合間に、相生相剋の基本構造についてお話していこうと思います。


初回は①水生木です。

この水生木、基本は木に水を与えることですが、水の象意は情、つまり無償の厚意、感情面での満足を表します。

木と水は個人主義が共通点で、木は社会性、水は感性に優れます。なので、木は主に、独力での社会的成功に意識が強く、水は自分の感じたままに動きます。

木は、土のように、チームプレーを主体では考えません。21画、頭領運のように、チームを率いることはありますが、あくまでも自分の目的は自分で達する、けれどその際、人に与えられるものは与えよう、周りが頼ってきたなら協力しよう、という意識で、最初から周りと助け合う、という意識を、主としては持っていないのが特徴です。独立独歩、とよく表現するのがそれです。

しかし、進んで人と交わらない、目的は社会的、となると、どうしても心の潤い、感情面での充足に不足が出てきます。それを助けられるのが水、それによって力を得て、より大きな活躍ができる、というのが水生木になります。

ところで、相生とは、生ぜられる側だけに恩恵があるわけではありません。だからこそ好相性と言われます。

では、水生木で水に返る恩恵とは何か?
それは、木の持つ社会性です。

社会では、どう振る舞えば人と協調できるのか、人に評価されるのか、成功するのか、といった、社会性にまつわる能力を、水は基本的に持っていません。
自分で感じたことを基に、自分の感覚で行動する、そんな性質を持つため、人との協調ができない、勝手な判断で失敗する、情に流され損をする、といったように、凶数として扱われる数が多くなります。

水は、木からこうした要素を学び、社会生活を円滑に、対人関係を円満にしていく、そうした恩恵が木から得られます。
社会性と言えば、より仲間意識の強い、土からも学ぶことができそうに見えますが、土は根っからの仲間主義に対し、木は水と同じ個人主義で、だからこそ木から、個人主義にも関わらず、社会で生きる術を学ぶことができます。

ということで、次回は木生火の解説をしようと思います。

呟きでは字数が足りないので、あくまでも画数の合間を使っての穴埋めですが、参考になれば幸いです。

ではまた♪


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