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姓名判断ー相性診断3、外運1

はい、ということで、今回は、相性診断についての3回目、外運について、より詳しく解説をしていこうと思います。

おおまかには、相性診断1の記事、最初の紹介でお話しましたが、外運は、これ単体で相性を見る場合、主に恋愛での相性の良し悪し、好みに合致するか、好ましい評判があるか、などに関わってきます。

恋愛の相性自体は、画数自体の運の良し悪しや、家庭運や人運、総運も関わるため、外運一つの良し悪しだけで、すぐに良い、悪いは判定できませんが、大きなウェイトを占めている、とは考えて良いと思います。

そして、外運もまた、三才五行に関わり、それを見る場合、対等な相手、友人、初対面、赤の他人などと、自分がどのような関係性を持つのか、運気の上下など、そういった相性の良し悪しを示しています。

三才五行については、前回の天運、地運では、天運、地運、人運の3つが関わったため、ずいぶん複雑になりましたが、今回は人運と外運の2つから判定していくため、前回よりは分かりやすくなると思います。

では、早速見ていきます。


まず、外運単体での相性についてです。

外運は、外見、評判、人とのつきあい方などを表すことから、この相性を見ることは、これらがお互いに合うのか合わないのか、を見ることになります。

外見、とはいうものの、これは、俗にいう顔の良し悪しというよりは、雰囲気や立ち振舞い、動作、服装の好みなども含まれるため、それらが総合的に好みに合うのか、を見ている点に、一つ注意があります。

例えば、才色兼備で有名な31画などは、相性の良し悪しに関わらず、外見的人間的魅力から人を惹き付けやすく、いわゆるモテの傾向がある画数ですが、遺伝的要因もあるため、必ずしも顔の造形が良いというよりは、洗練された雰囲気、センスの良さ、華やかさ、もしくは落ち着いた様子、大人びた様、また、そこから伝え聞く評判や評価といったように、全体像から、好意を持たれやすい、といった傾向があり、その全体を通して、相性を見ることになります。

また、31画のように、木属性であれば、同じく人間的魅力から人を集めやすく、華やかで求心力のある火属性のことは好ましく思いやすい、逆に、自分の我が強く、一対一の恋愛に持ち込みたい、モテる相手という自体を好ましく思いにくい、といった傾向のある金属性であれば、木属性のことは、あまり好ましく思いにくい、もしくは、好ましいと思えるように変化を強要する(結果、木属性の運気を下げるケースが多い)、といったように、恋愛傾向自体にも、五行ごとに大きな特色が出てきます。


外運の相性としては、基本的に、相生であれば相性が良い、相剋であれば相性が悪い、とされますが、流派によっては、比和が最善とする見方もあります。
この辺りについて、詳しく見ていきましょう。


まず、外運における相生ですが、これは、生じる側が生じられる側に惚れ込み、思いを寄せるケースが多くなります。

相生は一般的に、生じる側が生じられる側を支えて、相手の運気を上げ、生じる側は、その過程で前向きな努力をすることができるため、こちらにも恩恵がある、というものが基本の解釈になります。
そこから、外運においては、生じる側が相手に惚れ込み、その成就のために努力をする、生じられる側は、そうして相手に支えられ、良い評価、評判などが外に出回ることで、運気を上げる、といった理解が、基本の形になります。

運気の上下という点を見ると、このように、確かに相生は前向きで建設的、運気の向上が認められますが、外運、殊に恋愛となると、ここでは、しかし一つ問題を孕みます。

この相生の関係は、実は、生じられる側が今の関係に安住し、関係が停滞してしまう、といった場合があるのです。
生じる側が努力を続けることで、やがてその努力や、その過程で得た魅力に心打たれ、成就する、という流れは勿論、数多くありますが、恋愛は成就してこそ、という見方で見ると、特に生じられる側が女性で、人運に男性への相剋があったりすると、男性の方が立場が弱くなるため、相手は良い評判を得るし、自分も魅力を増すことはできても、男らしさが感じられないなどの理由で、どう努力しても一向に相手にしてもらえない、などということも出てきたりします。
こうなると、例え外運に相生があっても、他の運に頼る必要が出てきます。

では、比和はどのような関係性になるでしょう。

これは、お互いの五行が同じであるため、運気の向上こそないものの、お互いが自分らしさを保ち、自然体でいられる相手、という見方ができます。

大分前にも、比和について、ちょっとだけお話しましたが、この比和においては、特に、五行ごとに、相性の良し悪しが変わります。

これが、水や木であれば、お互いが平和的で、心地よい距離感を保ち、似たような価値観、考え方を持つため、恋人としては、居心地の良い関係を得ることができます。反面、土なら主導権争いが、金では気の強いもの同士、喧嘩に発展するなど、土、金においては、刺激的ではありますが、あまり心地よい関係とはなりにくくなります。
また、火ならば、お互いにノリが良く、楽しい関係を築ける反面、行きすぎて周りに迷惑をかける、感情的になり、トラブルを起こすなど、付き合いに波が大きく、吉凶両面が現れてきます。

先に、流派によっては比和を最善とする、というお話をしましたが、このように、お互いに肩肘張らずに接することができる、近い価値観を持つ、対等な関係を築ける、成就という面で見ても、相手への理解がしやすい分、相生よりも成立の可能性も高いなど、属性による良し悪しはありますが、外運においては、比和もベストとする見方もあります。

では、相剋ですが、これは、基本的にはトラブル、波乱含みの相性となり、外運だけを見るならば、恋愛において、あまり推奨はされません。

相剋は、基本的に、剋する側が剋される側の運気を下げる、力関係が偏る、という意味合いがあり、剋する側が当たり前にすることが、剋される側の良さを消してしまう、圧力になる、ストレスを与えるといったように、相手の運を打ち消してしまうため、知らず知らずのうちに相手から嫌われる、といったようなケースが多くなります。

恋愛の成就という点で見ても、このような点から、成就は難しく、もし相手の外運と相剋がある場合は、総運や人運など、他の運に頼る必要が出てきます。


ということで、長くなってしまったので、今回はこの辺りで。三才五行における外運の取り扱いは、また次回にお話します。

外運の相性は、基本的に、異性間でよく鑑定に使われますが、同性間でも、相手の評価、評判などに関わるため、仕事上の相手、上司や取引先などであれば、見ておいた方が良い運だったりします。
この辺りはまた、暇を見てお話して行こうと思います。

ではまた🎶


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