見出し画像

姓名判断ー金属性について2

はい、今回は金属性について、また誰それさんの名前を借りて、どのような相生相剋があるか、影響など見ていこうと思います。

そろそろこれもパターン化してきましたし、もう、ひとつの事例研究として見てもらえば良いと思います。ここまでわかっていれば、ホロスコープで言えば基本の10天体分と、アスペクトくらいには読めると思います。


ということで、今回は山田二郎さんです。ようやく山田姓に戻って来ました。太郎さんと花子さんはどっか行ったままです。太郎さん今どーしてるんだっけ。書いてる本人も忘れてます。


はい、ということで、さておき山田二郎さん、人運が7画で、これが金属性になります。で、やっぱりこれが本人を表します。
丁度いいやって連れてきただけなので、今回これがどんな相生相剋になるのか、早速見ていきましょう。

まず一通り運を見ると、

天運=8画、金属性
地運=11画、木属性
外運=12画、木属性
社会運=10画、水属性
家庭運=16画、土属性
総運=19画、水属性

となります。
一見相生関係の方が多いようですが、山田二郎さん、今回は総運が19画で水属性、最大凶数です。
各運勢に補正を生む総運が最大凶数、しかし人運とは相生関係。これがどう影響するのか、パッと見、難しく見えるかもしれません。実は相生というのがポイントです。

まず天運ですが、これは金属性で、比和の関係です。
前回の花子さんと同じで、これは先輩や上司など、目上の人とは友人的に接することを表しています。

金属性は元々一匹狼気質なので、一人で行動する二郎さんに、独立した個人として距離を保つ上の人です。一見冷たいようですが、時々はお互い助け合う、戦友的な関係になります。馴れ合いはありません。
とはいえ、総運が不安定で感情的な19画なので、本来なら人にあまり関わろうとしない上司や先輩も、二郎さんのことは多少なりと気にかけたり、若干近い関係になっていきます。

地運は木属性で、目下の人間や後輩には、実力を発揮する場を潰したり、圧をかけまくることになります。でも水の影響で関わり自体が減ったり、普通の金よりは感情が表に出るので、彼らもまだ納得したり、遠巻きにしたりして、実害は少なくなります。

外運は木属性で、これも二郎さんが剋する側になります。
周りは二郎さんの圧に負けたり、怖がって寄り付きません。でも二郎さんは水の総運の影響で、不安定だったり感情的だったりするので、やっぱり怖がられ度数が減ります。総運が最大凶数なので、ヤバイやつ、という圧はかけっぱです。別の意味で怖がられます、これ。

また、花子さんの時にもお話しましたが、二郎さんは外運が挫折運で思い込みが強く、害を受けやすい凶数です。これに金の人運、相剋、障害運の総運という最大凶数が加わるので、このトリプルコンボにより、二郎さんは事件や事故を起こす側、受ける側、両方に注意が必要になります。お気をつけあそばせ、です。

社会運は水属性で、二郎さんは金生水の相生関係になります。
社会運も10画で最大凶数の不遇運ですが、二郎さんは水の総運の影響で、感情的になりやすく、流されて自分から苦労を引き受けることになります。一見不遇ですが、周りから感謝されたり、自分もスキルアップができたりします。

家庭運は土属性で、土生金の相生関係です。
今まで凶数だらけの二郎さんでしたが、家庭運は最大吉数で、二郎さんを支えてくれる数になります。
外ではひたすらヤバイやつのレッテルを受けてきた二郎さんですが、家では優しさと思いやりを持ったリーダー気質で、家族も二郎さんを助けてくれます。最大吉数の上に相生関係なので、二郎さんには天国です。外に出る気力もここで回復します。


はい、ということで二郎さんについて見ていきましたが、総評としては、金の強さや怖さを水がマイルドにする、という総運の影響で、見た目ほどの凶度合いはありませんでした。や、それでも凶なんですけど。

各運は凶や大凶連発でしたが、19画は芸術や宗教など、稀に偉大な実力者を生む数でもあるので、凶数の試練を越えた先には、二郎さんももしかして、と思わせる数字だったりします。家が命です。


ということで、では、次回は五行最後の一つ、水属性について解説していこうと思います。

ではまた🎶

皆様のためになる記事、読んでてクスッとできる面白い記事を目指して書いています。 日々更新に努めていますので、よろしければサポートよろしくお願いします♪