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電気トレースの自己制御性

 バイオマス発電所や地熱発電所などで蒸気や水を用いる配管には、保温や凍結防止を目的として、保温材が配管に巻かれます。この保温材には断熱性に優れたロックルールやケイ酸カルシウム(通称、ケイカル板)が用いられます。

 しかし、寒冷地に建設する発電所の場合は、保温材を巻いても屋外配管は凍結する恐れがあります。また、温度を一定に保たないと凝固してしまう流体の場合は配管を閉塞させてしまいます。

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