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発電所の電圧降下の設計について解説します

 発電所の所内電源系統は電圧降下を考慮して設計しなければなりません。電圧降下が大きくなると機器の端子電圧が定格電圧以下に下がってしまい、許容範囲を超えると、電動機であればトルクが得られず起動ができなかったり、電気設備であれば所定の性能が得られなくなってしまいます。

 そのため機器の端子電圧が、複数の運転状態における電圧降下を加味しても、性能が得られる許容範囲に収まるように所内電源系統を設計しないといけません。 

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