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マイルストーン通りに受電する前に考えること

 発電所の建設で使う電力は、工事用電力、試運転電力と分けられます。工事用電力は、機器を設置するための工具や治具、建設事務所用の電力で工事をするために必要な電力です。これは6600Vの配電線から仮設電源として工事期間中のみの契約で供給されます。工事用電力の電気代は、建設のEPC所掌となることが一般的です。ただ、既に稼働している発電所内や工場内に増設する場合は事業者が供給することが通例です。

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